プラネックスコミュニケーションズは、無線LAN通信の安定化・長距離化を図る「MIMO XR」機能を搭載した無線LAN製品群「電波王」シリーズを5月上旬に発売する。
電波王シリーズは、いずれもRalink Technology社の無線LANチップセットを採用したIEEE 802.11g準拠の無線LAN製品。MIMO XRは、MIMO技術に長距離化技術を加えたRalink Technology社独自の技術で、MIMO XRを利用する場合には通信をする機器も同機能をサポートしている必要がある。なお、無線LANの通信速度は最大54Mbps。 BLW-HPMMはMIMO XR技術のほかに、高出力アンプや5dBiの高利得アンテナを3本搭載した無線LANルータ。同時2セッションまでのPPPoEマルチセッションをはじめ、UPnP、IP Unnumbered、仮想DMZ、SPI、ダイナミックDNSなどに対応。無線LAN面では、WDS機能や64/128bitのWEP、WPAなどをサポートした。 有線LANインターフェイスはWAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1ポート、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×4ポートを搭載。本体サイズは159×115×30mm(幅×奥行×高)で、重量は250g。 GW-NSMMは、CardBus型の無線LANカード。64/128bitのWEP、WPA、WPA2、IEEE 802.11eに準拠したQoS機能をサポートする。本体サイズは54×118×8mmで、重量は約38g。OSはWindows XP/Me/2000/98SEに対応する。 GW-DSMMは、PCIバススロットに対応した無線LANボード。64/128bitのWEP、WPA、WPA2、IEEE 802.11iをサポートする。本体サイズは72×120mm(幅×奥行)で、重量は50g。対応OSはWindows XP/Me/2000/98SE。 オープンプライスで、同社直販サイト価格は無線LANルータ「BLW-HPMM」が13,500円、無線LANカード「GW-NSMM」が4,980円、無線LANボード「GW-DSMM」が7,480円。 このほかプラネックスでは、無線LANルータと無線LANカードをセットにした「BLW-HPMM-PK」も5月上旬に発売。オープンプライスで、同社直販サイト価格は16,800円。 ■ プラネックス