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March 23, 2006 space
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Dell、超高性能ゲームPC「XPS 600 Renegade」発表

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Dellは3月22日、ゲーマー向けの超高性能デスクトップPC「XPS 600 Renegade」の注文受付開始を発表した。XPS 600 Renegadeは業界初の専用物理アクセラレータとなるAGEIA PhysXプロセッサを搭載し、この技術をサポートしたゲームでは高度でリアルなプレイが楽しめる。

 

dell_xps600_renegade00.jpg

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 CPUはIntel Pentium 965 Extreme Edition(〜4.26GHz)、グラフィクスプロセッサはNVIDIAのQuad-SLIを搭載し、30インチのワイドスクリーンフラットパネルディスプレイが付属する。限定販売で価格は9930ドルから。
 
 
dell_xps600_renegade02.jpg 筐体の形状は、従来のXPSシリーズと同じだが、そのデザインは炎に包まれたドクロのイラスト、そして真紅のフロントパネルと、どちらかというと地味なデザインが多い同社製品とはかけ離れた強烈なものとなっている。
 
 
 CPUは4.26GHzにオーバークロックされたPentium Extreme Edition 955(本来のクロックは3.46GHz)を採用。メモリはDDR-2 667を2GB搭載する。
 
 
 2つのGPUを搭載したモデルを上回るグラフィックスパワーを実現するにはどうしたらいいかと考え。その答えとして、GPUを4個にする以外ないだろう考えて、今回の「XPS 600 Renegade」の限定モデルが世界で初めて4個のGPUを搭載して「Quad SLI」を実現した。
 
dell_xps600_renegade01.jpg  今回採用されたのは、GeForce 7800をベースとしたQuad SLIカード。このカードは2枚のビデオカードを、ドーターカードのようにくっつけた形となっているが、PCI Expressのコネクタは片方のカードにのみついている構造をしている。このカードを2組使うことで、4GPUを実現する。
 
 
 
 従来の、GeForce 7800カードのように、SLIブリッジのコネクタもあるが、上下のカードのコネクタの位置は若干ずれており、2つのSLIブリッジをはめられるようになっている。
 
 GPUの詳細は公開されなかったが、ビデオメモリが2GB、フィルレートが41Gigapixel/secということから、GeForce 7800 GTX 512をほぼそのまま使用しているものと推測される。
 
 Quad SLIは,nForce 4 SLI 16チップセットを使用し、1枚のグラフィックスカードに2個のグラフィックスチップを搭載したものを2基並列で動作させるもので、2×2で4個のグラフィックスチップを使用する贅沢なグラフィックス環境だ。
 
 
 
 
 これによって達成されるグラフィックス性能は、
  ピクセルパイプライン96本
  41G pixel/sec
  5.2 TFLOPS
 
というとてつもないものになる。また,この構成では,32xのアンチエイリアシングモードや16x異方性フィルタモードなどが追加されている。2560×1600ドットといった解像度でも滑らかな描画が可能。
 
 
 DELLのサイトで、XPS600カスタマイズモデルを選択価格を予想
 
 ・インテル(R) Pentium(R) プロセッサ エクストリーム・エディション 840
   (1MBx2 L2 キャッシュ、3.20GHz、800MHz FSB)
 ・2GB(1GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ
 ・1TB(500GBx2台) SATA HDD RAID0
 ・Sound Blaster(R) X-Fi Xtreme Music PCI サウンドカード
 
 モニター、その他の装備なしの金額でも48万円程度になりました。
 
 CPUはIntel Pentium 965 Extreme Edition(〜4.26GHz)、グラフィクスプロセッサはNVIDIAのQuad-SLIを搭載し、30インチのワイドスクリーンフラットパネルディスプレイが付属する。限定販売で価格は9930ドルから。
 
 
 AGEIAの物理演算プロセッサ搭載PCがDellなどから登場
 〜Pentium XE 965/Quad SLI/30型液晶の超豪華構成
 
 米AGEIA Technologiesは22日(現地時間)、同社製物理演算プロセッサ「PhysX」を出荷開始したと発表した。搭載カードはASUSTeKおよびBFGが製造するが、当初はDell、Alienware、Falcon NorthwestのPCに組み込んで出荷され、カード単体の発売は5月となる。
 
 
 PhysXは、衝突/跳ね返り/爆発など、さまざまな物理演算をCPUに代わって処理する専用のプロセッサ。CPUの負荷を減らすだけでなく、CPUでは処理しきれない複雑な処理も実行できる。AGEIAは、かねてよりゲーム開発者向けにSDKを配布するなどして、対応を呼びかけており、現在では60社以上のゲームメーカーが対応を表明している。
 
 
 カード単体の価格は明らかにされていないが、搭載PCのBTOメニューによる差額は299ドルとなっている。
 
 

DELL XPS 600

 

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