宮崎駿、高畑勲両氏の“運命変えた”「王と鳥」初公開 この作品がなければジブリは生まれなかった。 約半世紀前につくられたフランスの長編アニメ映画「王と鳥」(ポール・グリモー監督)のデジタルリマスター版が7月29日に劇場初公開されることが17日、分かった。同映画は、高畑勲監督(70)、宮崎駿監督(65)がともに多くの影響を受けたと公言する作品。世界で高い評価を受けている「ジブリ作品」の“生みの親”ともいえる映画だ。高畑自身が日本語字幕を担当している。ジブリの原点に触れることができそうだ。
フランスの名作アニメ映画がスクリーンでよみがえる。仏アニメ界の巨匠ポール・グリモー氏が監督を務め、仏の有名な詩人ジャック・プレヴェールが脚本。製作は約半世紀前。傷んだ部分の映像修整が施され、デジタルリマスター版で日本の劇場で初公開される。