F1第2戦マレーシアGPは2日目のセッションを迎え、現地時間午前11時から最後のフリー走行が開始された。セッション開始時の気温は35℃、路面温度40℃、湿度49%で快晴のドライコンディションとなっている。
ピットレーンのシグナルがグリーンとなり、まずMF1レーシングのクリスチャン アルバースがコースへと出ていく。チームメイトのティエゴ モンテイロ、スーパー アグリの井出 有治と佐藤 琢磨もコースへ向かう。トロ ロッソのヴィタントニオ リウッツィも続く。井出のみが2周の走行を行ない、他はすべて1周走ってピットに戻っている。 レッドブルのデビッド クルサード、フェラーリのフェリペ マッサ、トヨタのヤルノ トゥルーリがコースへ。チームメイトのラルフ シューマッハ、ルノーのフェルナンド アロンソ、ホンダのジェンソン バトンも続いていく。 9分、マッサが1分37秒361でトップに出ている。ルノーのジャンカルロ フィジケラ、ホンダのルーベンス バリチェロがコースイン。モンテイロがコースオフを喫するが、ピットへと戻っている。アロンソが1分36秒485でトップへ。フィジケラも1分36秒551で2番手に続く。BMWザウバーのジャック ヴィルヌーヴとレッドブルのクリスチャン クリエンがコースへ。 15分時点でのトップ8は、1位アロンソ、2位フィジケラ、3位バトン、4位マッサ、5位トゥルーリ、6位クルサード、7位バリチェロ、8位ラルフ シューマッハとなっている。 16分、フィジケラが1分36秒066でトップへ。マクラーレンのキミ ライコネン、フェラーリのミハエル シューマッハが今日最初のコースイン。BMWのニック ハイドフェルドも続いていく。チームメイトのヴィルヌーヴは1分36秒416で2番手へ。 22分、ウィリアムズのガレージからニコ ロズベルグが出ていく。23分、ミハエル シューマッハが1分35秒985でトップタイムを更新。さらに次のラップでも1分35秒729でそのタイムを更新する。しかし、トヨタのラルフ シューマッハが1分35秒040でトップへ。 27分、マクラーレンのファン パブロ モントーヤが今日最初のコースイン。ウィリアムズのマーク ウェーバーも今日1番最後にコースへと出ていく。 34分、レッドブルのクリエンが1分34秒815でトップへ!チームメイトのクルサードも1分35秒639で3番手に入る。レッドブル勢はニュータイヤでの走行が予想される。ライコネンは1分34秒854で2番手へ浮上。40分、ミハエル シューマッハが1分34秒126で大きくタイムを更新してトップへ! 49分、マッサがコースアウト!ウォールに当てることなくコースに戻るが、左フロントと左リアタイヤに部分的な剥離が見られ、ピットへと戻る。どうやらスピンを喫したときにタイヤにダメージを与えたようだ。バトンが1分34秒616で2位へ浮上している。 57分、アロンソがセクター2までベストタイムを更新してくるが、最終コーナーで井出にひっかかって1分34秒180でここまでの2番手となっている。チームメイトのフィジケラも1分34秒585で3番手へ。 ピットストレートではチェッカーフラッグが振られている。ハイドフェルドがピットレーン入り口でオーバーランしているが、無事にピットレーンへ進入している。 マレーシアGP最終フリー走行は、1位ミハエル シューマッハ、2位フェルナンド アロンソ、3位ジャンカルロ フィジケラ、4位ジェンソン バトン、5位クリスチャン クリエン、6位キミ ライコネン、7位ラルフ シューマッハ、8位ニコ ロズベルグとなっている。トヨタのヤルノ トゥルーリは10位、ホンダのルーベンス バリチェロは15位、マクラーレンのファン パブロ モントーヤは16位、フェラーリのフェリペ マッサは17位となっている。スーパー アグリの佐藤 琢磨は20位のティエゴ モンテイロから0.9秒遅れの21位、井出 有治は佐藤から1.7秒遅れの最下位となっている。 マレーシアGP公式予選はこのあと現地時間午後2時(日本時間午後3時)に第1ピリオド開始となる。 ■F1 フェラーリ ■F1 ホンダ ■F1 ルノー ■F1 マクラーレン ■F1 トヨタ