Intel MacでWindows XPブートに成功――プロジェクトが宣言。現在では、MacもWindowsも同じIntelチップで動くようになっているが、起動の際の仕組みが異なることなどから、Intel MacにWindowsを読み込む作業は簡単ではないことが判明していた。 次期バージョンのWindows「Vista」ではこれが簡単になると期待されたが、VistaをMacで起動するのもそれほど容易ではないかもしれないと、先週Apple幹部が語っていた。
Intel MacでWindows XPブートに成功――プロジェクトが宣言 実現が困難とされていた、Intel MacでのWindows XP起動が可能となったもようだ。 賛同者からの寄付により、Intel MacにおけるWindows XPブート実現を加速しようとする「Windows XP on an Intel Mac」プロジェクトが3月16日、ついに目的が達成されたことを明らかにした。 Intel MacでのWindows XP起動を実現した人物や方法などの詳細はまだ明らかにされていないが、合計1万3854ドルが、Intel MacでのMac OS X、Windows XPのデュアルブートを最初に実現した人物に与えられる。同プロジェクトのフォーラムで、ブートプロセスの画像を含む解説が行われることになる。 このルールでは、XenやVMwareなどの仮想ソフトを使わないこと、ユーザーはWindows XPとMac OS Xのどちらからもブート可能にすることなどが規定されている。3月30日までにデュアルブートが実現しないと判断された場合は、集まった寄付金は全額Electronic Frontier Foundationに贈られることになっていた。 Intelプロセッサが搭載されたiMac、MacBook Pro、Mac miniは、従来のPCで採用されているBIOSではなく、EFIを使って起動する方式となっており、Windows XPでの起動は困難視されていた。EFIに対応すると見られていたWindows Vistaも、初期リリースではEFIをサポートしないことが明らかになり、BIOSを搭載しないIntel Macでのブートは最初のサービスパック以降になるだろうとの観測がされている。 Intel MacでWindows XPを起動するためのツールが公開される Intel MacでのWindows XP起動の実現を宣言したプロジェクトが、XPをMacにインストールし、起動できるようにするためのツール「XOM」を公開した。 「Windows XP on an Intel Mac」プロジェクトは3月16日、Intel Mac上でMac OS XとWindows XPのデュアルブートを実現するためのツールを公開した。 賛同者からの寄付を募り、Intel MacにおけるWindows XP起動を実現しようとしていた「Windows XP on an Intel Mac」は、ついにプロジェクトが目的を達成したことを明らかにしていたが、そのためのツールを数時間後、公開した。 ダウンロードページで公開されているアーカイブには、「Xp On Mac(XOM)」と題されたhowto.txtというファイルと、boot.img、sp2.nrb、xom.efiというバイナリファイル、そしてパッチ用のファイルが含まれている。 XOMにはIntel iMacを例にしたインストール方法が書かれており、必要なハードウェア、ソフトウェアが記載されている。 必要なソフトウェアは、Windows XP SP2のCD-ROM(ブータブルである必要はないが、ルートにI386ディレクトリがある必要がある)、CDライティングソフトのNero。Mac側では、本体に付属しているMac OS XのインストールDVDが必要。ハードウェアとしては、ブランクCD、Windowsマシンが必要。 説明書では、所要時間は20分から30分で、95%は自動化されているとしている。Mac側は、パーティションを再設定するため、本体内のデータはバックアップしておく必要がある。 ■ http://blog.onmac.net/ ■ http://download.onmac.net/ 「OSx86 Project」などの掲示板が閉鎖アップル、強権発動 インテル・マックでWindowsは動くのか? Mac OSX x86 IntelMac がBitTorrentネット入手可能!? BitTorrentとは!?BitTorrentでファイル共有 BitCometとは? Bittorrentと完全に互換性のあるP2Pファイル共有フリーウェア