第4世代携帯電話の標準化などについて協議する日本、中国、韓国による3カ国情報通信相会合が26日、中国福建省のアモイで始まった。 2002年に初会合が開かれ、今回で4回目。次世代ネットワーク技術などで日中韓が協力体制を構築することで、世界の情報技術(IT)分野での主導権を握ろうという狙いがある。
日中会談では、注目が高い中国での高性能の第3世代携帯電話サービスの開始時期が話題になり、王情報産業相は「環境が整うまで(免許付与などの)決定は出来ないが、2008年の北京五輪までには始めたい」と述べた。
第4世代携帯電話 移動時でもハイビジョン並みの高精細動画映像が送受信できる最高毎秒100メガビットの超高速無線データ通信を実現する次世代携帯電話。第2世代携帯は現在、世界各国で多く利用されている。高速通信で動画を送受信できる第3世代携帯は日本などで急速に普及し始めた。第3世代携帯の通信方式には、KDDIの「au」などが採用する「CDMA2000 1x」のほか、NTTドコモの「FOMA」などが採用する「W―CDMA」などがある。データ通信速度は第2世代が最高毎秒100キロビットなのに対し、第3世代は2・4メガビット。その次の第4世代はこの40倍以上の通信速度を目指している。
移動時でもハイビジョン並みの高精細動画映像が送受信できる最高毎秒100メガビットの超高速無線データ通信を実現する次世代携帯電話。第2世代携帯は現在、世界各国で多く利用されている。高速通信で動画を送受信できる第3世代携帯は日本などで急速に普及し始めた。第3世代携帯の通信方式には、KDDIの「au」などが採用する「CDMA2000 1x」のほか、NTTドコモの「FOMA」などが採用する「W―CDMA」などがある。データ通信速度は第2世代が最高毎秒100キロビットなのに対し、第3世代は2・4メガビット。その次の第4世代はこの40倍以上の通信速度を目指している。