「D-snap」は、記憶媒体にSDメモリーカードを採用した携帯オーディオプレーヤー。AAC/WMA/MP3形式の音楽ファイルを再生でき、SDミニコンポ「D-dock」と組み合わせて使えば、パソコンを使わずに簡単に音楽を転送できる。
新製品では、新たに急速AC充電機能や選曲しやすいミュージックサーチボタン、50音検索機能などを搭載し、使いやすさを向上させたSDメモリを使う携帯オーディオプレーヤー「D-snap Audio」の新製品6機種など4月21日に発売すると発表した。 D-snap Audioは、SDカードスロットを備えたポータブルオーディオプレーヤー。いずれのモデルも内蔵メモリは備えておらず、SDカードは別売。MP3/WMA/SD-Audio(AAC)ファイルの再生に対応。ニフティが実施しているSD-Audio(AAC)形式を採用した音楽配信サービス「MOOCS(ムークス)」にも対応しており、同サービスの音楽ファイルが採用している東芝のDRM技術「MQbic(マルチキュービック)」もサポートしている。 PCとの連携だけでなく、SDカードスロット搭載HDD搭載ミニコンポ「D-dock」シリーズと組み合わせての利用も提案。同コンポでSDカードに保存した音楽も再生でき、PC無しで録音・転送・再生のソリューションが構築できる。 ラインアップは、「SV-SD370V」「SV-SD310」「SV-SD770V」「SV-SD710」「SV-SD570V」「SV-SD510」の6機種。それぞれ「V」で終わる上位モデルは、海外対応のFMチューナーとボイスレコーダー機能を搭載する。カラーは、「SV-SD370V/SD310」は、シルバー、ピンク、ブルーの3色、「SD770V/SD710」はシルバーとブルーの2色。「SD570V/SD510」はオレンジとホワイトの2色で、首かけ用のネックインサイドホン一体型ストラップホルダー、クリップホルダーが付属する。とくに「370」シリーズは、縦54.7×横44×厚さ11.7mmとシリーズ最小なのが特徴。 いずれも、長時間の連続再生と、付属のACアダプターによる急速充電に対応。とくに「SD770V/SD710」では、従来より40%以上長い、最長約72時間の連続再生を実現。さらに、単3乾電池ケースが付属する「SD770V」は、充電式電池と単3乾電池の併用で約150時間の再生が可能。急速充電では、たった3分の充電で約3時間再生できる。その他のモデルでも、充電式電池のみで約25時間、単3乾電池との併用で(単3乾電池ケース付属モデルのみ)約115時間再生できる。また、急速充電は、10分の充電で約3時間再生できる。 さらにSDメモリーカードスロット搭載ミニコンポ「D-dock」の新製品も、4月21日に同時発売する。ラインアップは、CD・MD・カセットテープ・SDメモリーカードに対応する「SC−PM730SD」と、DVD・CD・MD・SDメモリーカードに対応する「SC−PM930DVD」の2機種。従来モデルより、CDからSDカードへの録音スピードを最大5倍速に高めたほか、CDからSD・MDへの連続録音などの新機能を盛り込んだ。カラーは、「SC−PM730SD」はシルバーとホワイトの2色、「SC−PM930DVD」はブラック、シルバー、ホワイトの3色。 ■ D-snap