パイオニア株式会社は15日、カーオーディオブランド「carrozzeria」の新スピーカーとして、ユニット3モデルと、2ウェイ用のパッシブクロスオーバーネットワークを発表した。「carrozzeriaχ(エックス)」シリーズは、独自のODR思想※1に基づく先進のデジタル技術や高音質技術を凝縮した、高級カーオーディオシステムです。
「carrozzeria」ブランドのスピーカーユニットは、2002年12月にハイエンドシリーズの「TS-T1RS」、「TS-S1RS」、「TS-M1RS」(以上すべて105,000円/2個)、「TS-W1RS」(105,000円/1個)を発売。これらは「価格や取付性よりも音質を第一に優先したモデル」と位置付けられている。
そのはじまりは、原音再生への真摯な想いに尽きる。 車室内という極めて過酷な条件下において、絶対的な高音質と静寂性を獲得し、 純粋無垢な音を再生する。 必要条件は、光デジタル伝送の採用とオーディオコントロール領域のデジタル化だった。 あらゆる外来要因の影響を受けずに、外部に一切の信号を輻射しない。 デジタル信号を純粋なままアンプへと直接送り込む。 職人的本質をそのままに、DSPを駆使して自在にそして精緻に音質・音場補正を行う。 ODR(Optical Digital Reference)思想に導かれ、相反する要素を高度に融合した比類なきシステム・アーキテクチャー、carrozzeria X。 それはいま現前となる真理とともに、さらなる未踏の領域へと進化を遂げる。