マイクロソフト日本法人は、日本独自に4月から携帯電話向けのコミュニケーションソフトの無償提供を開始する。 MSNメッセンジャーとしてPCでは有名な短いメッセージを文字でやり取りする「インスタント・メッセンジャー」と呼ばれるソフトを携帯電話向けに開発した。
このソフトを使う携帯電話の利用者同士だけでなく、パソコン利用者とも簡単にメッセージを交換できる。主に携帯電話でネットを利用する若者を、自社のネットサービスに取り込む狙い。 携帯電話向けメッセンジャーソフトを使うことで、異なる携帯電話会社に契約していても、同じ絵文字を使ってメッセージ交換できる。 相手がパソコン版メッセンジャー利用者の場合は、事前に「在籍中」「電話中」などの状態を確認したうえで、メッセージを送信できるようになる。 しかし開発言語がJAVAベースとなると、Brewを採用するKDDI/auでは利用できないため、3キャリア利用者間で通信できるのかは不明。Brewは通信キャリアのアプリケーション承認が必要で、不正な通信やそのアプリの企画が審査される。公式サイトを持たないマイクロソフトがBrewアプリをできるのだろうか?