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March 12, 2006 space
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F1第1戦 バーレーンGP 決勝 アロンソが開幕戦を勝利!!

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2006年FIA F1世界選手権はいよいよ開幕のときを迎え、シーズン開幕戦バーレーンGPはバーレーンインターナショナルサーキットにおいて決勝レースが現地時間の3月12日午後2時30分から行なわれた。レーススタート直前の気温は24℃、路面温度40℃、湿度43%、天気は晴れてドライコンディションでのレースとなる。
 

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 午後2時30分、ミハエル シューマッハを先頭に21台のクルマがフォーメーションラップへと向かっていく。MF1レーシングのティエゴ モンテイロはクルマにトラブルが発覚したためにスペアカーでのピットスタートを選択している。ここでスーパー アグリの井出 有治に対して審議中の提示が出ている。井出は問題なくフォーメーションラップを行なっている。フォーメーションラップを終え、各車がグリッドに整列する。
 
 
 スタート!フェラーリの2台がそのまま1−2体制で1コーナーへ。ルノーのフェルナンド アロンソが3位へ浮上、ファン パブロ モントーヤが4番手で1コーナーへ!ターン3でアロンソがフェリペ マッサをパスして2位へ浮上!大きなアクシデントはなく隊列が進んでいく。
 
 
 オープニングラップの順位は、1位ミハエル シューマッハ、2位アロンソ、3位マッサ、4位モントーヤ、5位ルーベンス バリチェロ、6位ジェンソン バトン、7位ジャンカルロ フィジケラ、8位マーク ウェーバー、9位クリスチャン クリエン、10位デビッド クルサード、11位ジャック ヴィルヌーヴ、12位ヴィタントニオ リウッツィ、13位キミ ライコネン、14位スコット スピード、15位ヤルノ トゥルーリ、16位ラルフ シューマッハ、17位佐藤 琢磨、18位井出 有治、19位ニック ハイドフェルド、20位ティエゴ モンテイロとなっている。ウィリアムズのルーキー、ニコ ロズベルグがピットでノーズ交換を行なっている。MF1レーシングクリスチャン アルバースはオープニングラップを終えてすぐにガレージにクルマを突っ込んでいる。
 
 
 ホンダの2台が争い、いったんバトンがバリチェロの前に出るが、数コーナー後にはバリチェロが再び抜き返す。井出に対して、メカニックがフォーメーションラップスタート15秒前までにクルマから離れなかったためにドライブスルーペナルティーが出されている。
 
 
 4周目、1コーナーでクリエンがフィジケラをオーバーテイク!ホンダの2台ではバトンが再びバリチェロの前に出ている。後方ではハイドフェルドもスーパー アグリの2台をパスして16位となっている。5周目の1コーナーでトロ ロッソのリウッツィがレッドブルのクルサードをパスして12位へ!さらにハイドフェルドがラルフを抜いていく。5周目を終えた段階でライコネンは11位まで順位を上げてきている。
 
 
 アロンソとマッサの2位争い、フィジケラとウェーバーの8位争いが接近戦となっている。
 
 
 7周目の1コーナー、ブレーキングでマッサがコントロールを失ってスピン!アロンソはギリギリのところで回避している。井出がペナルティのためのピットスルーを行なう。マッサは5位まで後退している。マッサはそのラップでピットに戻りタイヤ交換と再給油を行なっているが、右リアタイヤの交換に手間取り46.8秒もかかってしまう。どうやらタイヤ交換用の電動ガンが故障していたようだ。これでマッサはほぼ最後尾まで後退する。
 
 
 ウェーバーがフィジケラの前に出ている。11周目、バトンが1コーナーでモントーヤをパス!しかし、すぐにモントーヤもターン3で逆襲を狙うが、なんとかバトンが抑える。これでバトンは3位へ。
 
 
 12周目、トヨタのラルフ シューマッハが最初のピットストップへ。15周目、トップのミハエル シューマッハがピットストップへ。8.2秒で作業を終えてコースへと戻る。スーパー アグリの井出も初めてのピットストップへ。ミハエルはバリチェロの前でコースに戻っている。キミ ライコネンがジャック ヴィルヌーヴをパスして9位へ浮上。
 
 
 16周目、バリチェロとフィジケラが最初のストップへ。バリチェロはクルサードの後ろ、フィジケラはスピードの後ろでコースに復帰している。次のラップでBMWザウバーのハイドフェルドがピットへ。
 
 
 18周目、2位を走行していたホンダのバトンが9.1秒でピットストップを終え、ヴィルヌーヴの後ろでコースに戻っている。次のラップで暫定トップだったアロンソがピットへ。8.0秒で作業を終えて、ミハエルの後ろでコースに戻る。スーパー アグリの2台が同時にピットに戻ってきている。井出がピットボックスに入っていたため、佐藤はスルーしてしまう。井出はいったんクルマがピット前からどけられ、1周走った佐藤がピットへと入る。
 
 
 21周目、現在暫定トップのモントーヤが1分32秒771のファステストラップを記録。バックストレートでフィジケラのルノーがスローダウン!チームメイトのアロンソは1分32秒534でファステストラップを塗り替える。フィジケラはハイドロリックトラブルに見舞われたようだ。佐藤がまたまたピットへ。6位まで順位を上げていたクリエンが最初のピットストップへ。10.0秒で作業を終えてコースへ。フィジケラはガレージへと戻っている。トヨタのトゥルーリが最初のストップへ。
 
 
 23周目、ここまで引っ張ったモントーヤが最初のストップへ。8.8秒で作業を終えて、バトンの前でコースへと復帰することに成功。チームメイトのライコネンは現時点で3位まで上がってきている。ロズベルグが最終コーナーでハイドフェルドをパスして11位へ。
 
 
 
 スーパー アグリは佐藤が4回目のピットストップを終える。井出はすでにリタイアとなっている。25周目、トップのミハエルと2位アロンソの差が0.7秒まで接近!スコット スピードは初めてのピットストップを完了する。クルサードとライコネンだけがまだストップを行なっていない。
 
 
 26周を終えてのオーダーは、1位ミハエル シューマッハ、2位アロンソ、3位ライコネン、4位モントーヤ、5位バトン、6位クルサード、7位ウェーバー、8位クリエン、9位ヴィルヌーヴ、10位リウッツィとなっている。11位のロズベルグが1分32秒521のファステストラップを記録する。トヨタのラルフ シューマッハが2度目のストップを行なっている。ファステストを記録したロズベルグもピットへ。バトンとモントーヤの差がほとんどなくなっている。
 
 
 トップ28周目、佐藤が5回目のピットストップへ。1コーナーでバトンがモントーヤのインに飛び込みオーバーテイク、4位へ!井出はコースに戻って完走を目指している。
 
 
 30周目、3位を走行していたライコネンがようやくピットへ、11.0秒でコースに戻り、1ストップ作戦であることが明らかに。同時にクルサードも1回目のストップへと戻る。ジャック ヴィルヌーヴのBMWザウバーが激しく白煙と炎を上げてストップ!ライコネンはウェーバーの後ろ、現在6位で復帰している。トヨタはトゥルーリとラルフが15位をかけて争い、ラルフがトゥルーリをパスしていく。
 
 
 32周目、フェラーリはマッサが最後のピットストップへ。クルサードとハイドフェルドが激しい9位争い!1ストップの重いクルサードが経験と腕でハイドフェルドを抑えていく。抑えられていたハイドフェルドは2度目のピットストップのためにピットへ。
 
 
 残り21周、トップのミハエル シューマッハが最後のストップへ。アロンソとの差は約1秒だった。フェラーリは8.7秒でミハエルをコースへと送り出す。ミハエルはバトンの後ろでコースに戻っている。
 
 
 プッシュしたいアロンソだが、前には数台の周回遅れのクルマが連なる。燃料を積んだばかりのミハエルだが、セクター1でベストタイムを出しながら一歩も引かない構え。ロズベルグが1コーナーでクルサードをパスして9位へ。アロンソよりもミハエルの方が速いペースで走れている。
 
 
 残り18周、アロンソが最後のピットストップへ!7.7秒で作業を終えてコースへと向かう。アロンソとミハエルが並んで1コーナーへ突入!イン側のアロンソがミハエルを抑えて前へ!5位と8位を走行していたウェーバーとリウッツィが最後のストップを行なう。バトンが最後のストップを完了し、ライコネンの後ろでコースに復帰している。ライコネンはもうピットストップを行なわないため、ライコネンが3位表彰台に近づいた。
 
 
 トロ ロッソのリウッツィがハーフスピンを喫するが、すぐにレースへと戻る。42周目、現在7位まで順位を上げているニコ ロズベルグが1分32秒408のファステストラップを記録している!スーパー アグリの佐藤が6回目のピットストップへ。ファステストを記録したロズベルグが最後のピットストップを完了。ストップを残しているドライバーはモントーヤだけとなっている。
 
 
 残り13周、モントーヤが最後のピットストップへ。6.9秒で作業を終えて、バトンの後ろとなる5位でコースに復帰している。トップのミハエル シューマッハと2位のアロンソの差は1.3秒、3位のライコネンと4位のバトンの差は0.4秒となっている。5位はモントーヤ、以下は6位ウェーバー、7位クリエン、8位クルサード、9位ロズベルグ、10位リウッツィとなっている。
 
 
 トップ47周目、スーパー アグリの井出 有治のデビューレースが終了を告げた。メカニカルトラブルによりクルマをコース脇に止めている。残り10周、ロズベルグが最も速いペースでクルサードとの差をどんどん縮め、まもなくポイント圏内射程距離へ。
 
 
 残り9周、1コーナーでロズベルグがクルサードのインに飛び込む!サイド バイ サイドのままターン4まで並走するが、ベテランのクルサードを抑えてルーキーのロズベルグがポイント圏内8位へ!
 
 
 残り5周、ミハエルがアロンソに接近!しかし、その後は前に周回遅れもなく、徐々にアロンソがミハエルとの間隔を広げ始める。一方、8位のロズベルグはクリエンとの差を縮め、残り3周で1.2秒差となっている。
 
 
 残り2周の1コーナー、ロズベルグが1コーナーでクリエンをインからオーバーテイク!デビュー戦で見事なパフォーマンスを見せ、7位まで順位を上げてきている!
 
 
 ファイナルラップ。アロンソがミハエルに対して2秒のリードを築いて今年最初のチェッカーフラッグを目指す。
 
 
200603120010.jpg チェッカー!ワールドチャンピオンのフェルナンド アロンソが開幕戦で堂々の優勝!2位にはポールポジションスタートのミハエル シューマッハが続き、最後尾からスタートしたマクラーレンのキミ ライコネンが3位表彰台を獲得した。以下は4位ジェンソン バトン、5位ファン パブロ モントーヤ、6位マーク ウェーバー、7位ニコ ロズベルグ、8位クリスチャン クリエンとなっている。トヨタはラルフ シューマッハが14位、ヤルノ トゥルーリが16位、ホンダのルーベンス バリチェロは15位で、スーパー アグリは佐藤 琢磨がチームのデビュー戦で18位完走を果たした。完走18台。
 
 

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Grand Prix of バーレーン - 12 03 2006 - 決勝Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Points

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1 F・アロンソ ルノー 1:29:46.206 10
2 M・シューマッハ フェラーリ + 1.246 8
3 K・ライコネン マクラーレン + 19.360 6
4 J・バトン ホンダ + 19.992 5
5 J・P・モントーヤ マクラーレン + 37.048 4
6 M・ウェーバー ウィリアムズ + 41.932 3
7 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 1:03.043 2
8 C・クリエン レッドブル + 1:06.771 1
9 F・マッサ フェラーリ + 1:09.907
10 D・クルサード レッドブル + 1:15.541
11 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ + 1:25.997
12 N・ハイドフェルド BMW + 1 laps
13 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ + 1 laps
14 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps
15 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
16 J・トゥルーリ トヨタ + 1 laps
17 T・モンテイロ ミッドランドF1 + 2 laps
18 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 4 laps
Did not finish
19 井出 有治 スーパー アグリ + 20 laps
20 J・ヴィルヌーヴ BMW + 28 laps
21 G・フィジケラ ルノー + 36 laps
22 C・アルバース ミッドランドF1 + 57 laps 


 

 2006年F1第2戦マレーシアGPは、来週末にセパンインターナショナルサーキットにおいて決勝レースが行なわれる。
 
 

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