日本ゴールドディスク大賞の特徴は、「レコード(CD)の総出荷数から返品数を差し引いた、正味売上数字」を選定基準としており、審査などの判断は含まれていないこと。同協会では正味売上数字についても、「第三者機関の公認会計士の監査によって厳正に確認されている」としている。
第20回目となる2005年度は、2005年1月1日〜2005年12月31日までの全作品の売上数を集計し、受賞作品・アーティストが選出された。 日本ゴールドディスク大賞には、この1年間で発売された作品の売上金額の合計が最も多いアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」や、期間中にデビューしたアーティストで、その作品がゴールド・ディスク以上に認定されたアーティスト全組に授与される「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」、期間中に発売したシングルで50万枚以上を売り上げた作品(洋楽は売上枚数の最も多い1作品)に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー」など14賞が用意されている。 毎年受賞式の最後に発表される今年度の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」には、邦楽部門は倖田來未さん、洋楽部門はO-ZONEが受賞した。 倖田來未さんはアルバムを2,268,578枚、シングル1,034,595枚、ビデオ243,539本、O-ZONEはアルバムを884,628枚、シングルを9,144枚売り上げた。 日本レコード大賞に続く受賞に倖田來未さんは、「ほんとすごくうれしいです、ありがとうございます。色々な人の支えがあって、ここまでこれたと思っているんで、感謝の気持ちを歌で皆さんに届けられたらと思っています。皆さん本当にありがとうございます。がんばります」と喜び、目に涙を浮かべた。 また、倖田來未さんは、アーティスト・オブ・ザ・イヤー以外にも、ロック&ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー、ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤーも受賞した。 ■ 倖田來未BEST ~second session~ special edition (枚数限定生産盤DVD付) [Limited Edition] ■ BEST ~second session~ special edition (DVD付) ■ BEST ~first things~ [2CD+DVD]