現地時間午後2時49分、バーレーンGP公式予選最終ピリオドが開始された。このセッションは20分間でグリッドのトップ10を決定するもので、決勝レースの燃料搭載量でのアタックとなるため、参加するクルマはすぐに燃料を減らすためにコースインしていく。そのためこのセッションでは開始と同時に10台すべてのクルマがコースへと出ていった。
セッション開始時の気温は22℃、路面温度は31℃、湿度は47%となっている。最終セッションに参加しているのはルノーのフェルナンド アロンソとジャンカルロ フィジケラ、マクラーレンのファン パブロ モントーヤ、フェラーリのミハエル シューマッハとフェリペ マッサ、ウィリアムズのマーク ウェーバー、ホンダのルーベンス バリチェロとジェンソン バトン、レッドブルのクリスチャン クリエン、BMWザウバーのニック ハイドフェルドの10人となっている。 まず最初のラップを各ドライバーが終えての順位は1位バリチェロ、2位アロンソ、3位フィジケラ、4位マッサ、5位ウェーバー、6位ミハエル シューマッハ、7位クリエン、8位バトン、9位モントーヤ、10位ハイドフェルドとなっている。 開始5分、ミハエル シューマッハが4位へ浮上する。そしてフェリペ マッサが1分34秒908でトップタイムを更新する。 残り11分40秒、ホンダのバリチェロとバトン、フェラーリのミハエル シューマッハがピットへと戻り、ピットストップを行なってコースへと復帰していく。フィジケラが1分35秒323で4位へ浮上。 残り9分、フェラーリのマッサがピットに戻る。そしてすぐにコースへと戻っていく。残り8分11秒、ミハエル シューマッハが1分31秒595で暫定トップへ!バトンは1分32秒129で2番手へ。チームメイトのバリチェロは1分33秒314で3番手。フィジケラも1分34秒121で4番手を奪回、そしてウィリアムズのウェーバーは1分34秒839で5番手へ。 残り5分36秒、フェラーリのマッサが1分31秒523でわずかにミハエル シューマッハのタイムを塗り替えてトップへ!ミハエル シューマッハ、ウェーバー、モントーヤ、バトンがいったんピットへと戻る。バリチェロも戻っている。 残り4分05秒、フィジケラもピットへ、続いて残り3分52秒、アロンソもいったん戻る。すぐさまタイヤ交換を終えてコースへと戻っていく。残り2分50秒、レッドブルのクリエンとBMWのハイドフェルドもピットへ。こちらもすぐにコースへと復帰する。これで再びコース上には10台すべてが出揃い、いよいよ公式予選最終章へ突入する! 残り1分29秒、ミハエル シューマッハが1分31秒431でトップのポジションを奪い返す!モントーヤは1分32秒164でここまでの4番手。 残り0分30秒、マッサは1分31秒478でミハエル シューマッハには届かず、バトンは1分31秒549で3番手となっている。ここでチェッカーフラッグ。フェルナンド アロンソは最後のアタックで1分31秒702を記録し4位へ。 開幕戦でいきなりフロントロー独占! 2006年F1開幕戦バーレーンGP公式予選は、ミハエル シューマッハがアイルトン セナの記録に並ぶ歴代1位となる65回目のポールポジションを獲得、チームメイトのフェリペ マッサがフロントローに並んだ!以下は3位ジェンソン バトン、4位フェルナンド アロンソ、5位ファン パブロ モントーヤ、6位ルーベンス バリチェロ、7位マーク ウェーバー、8位クリスチャン クリエン、9位ジャンカルロ フィジケラ、10位ニック ハイドフェルドとなっている。 ミシュラン バトンとアロンソがセカンドローから勝利を目指す このスポーツにおける革新的なノックアウトスタイルの予選システム初走行を終えて、ジェンソン バトン(ホンダ、3位)とワールドチャンピオンのフェルナンド アロンソ(ルノー、4位)がシーズン開幕戦のバーレーンGPにおいてミシュランのチャレンジを引っ張っていくだろう。 7人のミシュランドライバーが最後のトップ10セッションに進んだ。ファン パブロ モントーヤ(マクラーレン メルセデス)はレースを5位からスタートし、ルーベンス バリチェロ(ホンダ、6位)、クリスチャン クリエン(レッドブルレーシング、8位)、ジャンカルロ フィジケラ(ルノー、9位)、ニック ハイドフェルド(BMWザウバー、10位)が続いている。 □ バーレーンのトラックが強風によって近くの砂漠を飛び交う砂を被ったため、今朝の最終フリープラクティスセッションはゆっくりと始まった。ジェンソン バトン(ホンダ/ミシュラン)がペースを刻んだが、ミハエル シューマッハ(フェラーリ)とワールドチャンピオンのフェルナンド アロンソ(ルノー/ミシュラン)が約10分の1秒差につけた。 □ 電気系のトラブルが、マクラーレン/ミシュランのドライバーであるキミ ライコネンが昨日の2回目のフリープラクティスセッションを完了できなかった原因だった。 □ ライコネンは今日の初となったノックアウト予選システムにおいて最初のセッションで排除された。彼はリアサスペンショントラブルを抱えてスピンし、トラックに破片を飛び散らせた。セッションは15分間の残り4分において赤旗中断となり、ワールドチャンピオンのフェルナンド アロンソを含む12人のドライバーがそれまでにまだタイムを記録していなかった。最終的にライコネンを除くすべてのドライバーが1周を完了した。アロンソが1分32秒483で最速となり、一方でライコネン、クリスチャン アルバース(MF1)、ティエゴ モンテイロ(MF1)、井出 有治(スーパー アグリ)、そして佐藤 琢磨(スーパー アグリ)が排除された最初の6人のドライバーとなった。
Grand Prix of バーレーン - 12 03 2006 - 公式予選Pos. ドライバー コンストラクターズ Time 1 M・シューマッハ フェラーリ 1:31.431 2 F・マッサ フェラーリ 1:31.478 3 J・バトン ホンダ 1:31.549 4 F・アロンソ ルノー 1:31.702 5 J・P・モントーヤ マクラーレン 1:32.164 6 R・バリチェロ ホンダ 1:32.579 7 M・ウェーバー ウィリアムズ 1:33.006 8 C・クリエン レッドブル 1:33.112 9 G・フィジケラ ルノー 1:33.496 10 N・ハイドフェルド BMW 1:33.926 11 J・ヴィルヌーヴ BMW 1:32.456 12 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:32.620 13 D・クルサード レッドブル 1:32.850 14 J・トゥルーリ トヨタ 1:33.066 15 V・リウッツィ スクーデリア トロ ロッソ 1:33.416 16 S・スピード スクーデリア トロ ロッソ 1:34.606 17 R・シューマッハ トヨタ 1:34.702 18 C・アルバース ミッドランドF1 1:35.724 19 T・モンテイロ ミッドランドF1 1:35.900 20 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:37.411 21 井出 有治 スーパー アグリ 1:40.270 22 K・ライコネン マクラーレン no time