ATI は、同社製ビデオカード“Radeon X1000”シリーズ専用の、高速動画変換ソフト「Avivo Video Converter」を公開した。
「Avivo Video Converter」は、AVI/MPEG/WMAなどの形式の動画を、ウィザードで手軽にMPEG-1/2/4/DivX/WMV/H.264などの形式へ高速で変換するソフト。 このソフトは同社製ビデオカードの純正ドライバー「Catalyst」v6.3に追加インストールして利用可能なフリーソフトで、“Radeon X1000”シリーズを搭載したPC上で動作する。また、編集部にてWindows XP上で動作確認した。現在、同社サイト内のWindows XP用「Catalyst」配布ページからダウンロード可能。 ATIでは同種ソフトと比較して6分の1以下の時間で動画変換が可能としている。また、編集部にて“Radeon X1600”を搭載したPentium 4 3GHz、メモリ1GBのPC上で試用したところ、30分のMPEG-2動画を、5分5秒でH.264形式に変換できた。 そのほか本ソフトには、あらかじめ“PSP”や動画対応“iPod”用の変換プロファイルが用意されており、ウィザード上でプロファイルを選択するだけで、各デバイスでの再生に適した動画形式やピクセルサイズを自動設定できる。また、“PSP”用の動画変換時は、“PSP”上で認識可能なファイル名に自動でリネーム可能。 本ソフトは、「Catalyst」の設定画面内でウィザードとして動作する。ウィザード上では変換元のファイルを読み込んで“iPod Video”“Sony portable gaming device”“MPEG-4(DivX Compatible)”などのプロファイルを選択し、スライドバーでビットレートを変化させるだけで変換設定が可能。設定後は[Next]ボタンを押すと変換が開始され、変換後のファイルは任意のフォルダに出力できる。 □ATI Radeon搭載製品の価格比較・検討はこちら!