2005年はタイトルを逃したミハエル・シューマッハだが、長者番付では依然としてトップに君臨している。
ドイツの通信社『Sport-Informations-Dienst(SID)』が発表したスポーツ界の長者番付によると、フェラーリのドライバーで現在37歳のシューマッハが 年棒6,240万ドル(約73億4,000万円)でトップ。そのうちの1,700万ドル(約20億円)は個人的なスポンサー収入によるものだという。 フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ社長は、「ミハエルは、われわれの投資を一銭たりとも無駄にしていない」とシューマッハの働きを大いに評価している。 ちなみに、スポーツ界においてシューマッハを上回るのは、1,2000万ドル(約141億1,000万円)を稼ぎ出すゴルフ界のプリンス、タイガー・ウッズだけである。 F1界に絞って見てみると、2番目に多い収入を得ているのは、意外にもミハエルの7つ年下の弟ラルフ(トヨタ)で、その額は2,040万ドル(約24億円)。 これに1,440万ドル(約16億9,000万円)のキミ・ライコネン、1,320万ドル(約15億5,000万円)のファン・パブロモントーヤといったマクラーレン勢が続き、さらには1,200万ドル(約14億1,000万円)のルーベンス・バリチェロ、960万ドル(約11億3,000万円)のヤルノ・トゥルーリ、世界王者のフェルナンド・アロンソという順番になっている。 アロンソの2006年の収入だが、わずか720万ドル(約8億5,000万円)にとどまった模様。高い報酬を得られるマクラーレンへの移籍は、このことも理由の一つにあると見られている。 その他、マーク・ウェバーとデビット・クルサードが720万ドル(約8億5,000万円)、ジャンカルロ・フィジケラとニック・ハイドフェルド が600万ドル(約7億1,000万円)、ジャック・ビルヌーブが360万ドル(約4億2,000万円)、 ニコ・ロスベルグとクリスチャン・クリエンが180万ドル(約2億1,000万円)となっている。