アフィリエイトプログラムサービスを提供しているリンクシェア・ジャパンとeマーケティング・コマースASPなどを手がけるビートレンドは、「リンクシェアQRコードアフィリエイトモデル」を共同開発し、3月3日からサービスの提供を開始すると発表した。
リンクシェアQRコードアフィリエイトモデルは、パソコンのホームページ上で商品のQRコード情報を取得できるASPサービスで、取得したQRコード情報はホームページや携帯電話に表示できるほか、紙への出力も可能だ。 このサービスは、リンクシェアの携帯アフィリエイトサービスを導入するECサイト(携帯マーチャント)に提供される。サービス開始から3カ月間はトライアル期間と位置づけ、リンクシェアの携帯マーチャントのうち4サイトがモニターとして参加、正式サービス化に向けた効果測定を進めていく。 将来的には、リンクシェアQRコードアフィリエイトモデルを活用して、従来アフィリエイトプログラムの対象ではなかったリアル店舗への来店誘導を可能にする「リアルアフィリエイト」ツールとして、新たなアフィリエイトモデルの可能性につなげていきたいとしている。 また、リンクシェア・ジャパンは、アフィリエイトサイトが商品リンクデータを一括でダウンロードできる「マーチャンダイザー・プログラム」サービスの提供を開始すると発表した。3月より順次試験的な運用を進め、4月から正式にサービスを開始する。 マーチャンダイザー・プログラムは、ECサイトの商品リンクデータをアフィリエイトサイトがリンクシェアのFTPサーバから所定のフォーマットで一括ダウンロードできるサービスだ。本サービスにより、商品データの一括検索が可能になり、アフィリエイトサイトはECサイト毎に異なるフォーマットを自サイトへの掲載に合うフォーマットにカスタマイズしたり、URLをトラッキング用に変更するといった商品リンク掲載にかかる時間と手間を最小限に抑えることができるとしている。 当面、商品を大量に一覧掲載する検索系法人サイトを中心に営業を進めるが、個人のアフィリエイトサイトについても6月以降順次対応していく。また、「とくする通販」など携帯のアフィリエイトパートナーへも本サービスを提供するとしている。