このドラマはテレビ東京が昨年10月にスタートさせた金曜深夜の“ドラマ24”の第3弾。「週刊ヤングサンデー」に連載中の人気マンガ「下北 GLORY DAYS」をドラマ化した。
浪人生・大野優太(一太郎)が恋人田嶋みのり(瀬戸早妃)を追って上京し、情報誌で見つけた東京・下北沢のシェアハウス「ぬーとぴあ」に入居してみると…。シェアメート5人は全員女性でしかも若くてセクシー―という、恋あり、笑いあり、涙あり、お色気たっぷりの青春ラブコメディーだ。
橋本は優太と同じ予備校に通う上原真央役。偏差値70ながら、2浪で国立大学医学部を目指し、生活費を稼ぐため夜はキャバクラでアルバイト。怒ると“カカト落とし”が出てしまう気の強い女性だ。
高校時代の彼女・みのりを追って上京し、下北沢のシェアハウス「ぬーとぴあ」に、なんと家賃1万円でもぐりこんだ、予備校生・大野優太。自分以外のシェアメイト(同居人)は、全員ウラ若き女の子だなんて、オイシすぎる!……と思いきや、ハウス内ではみんなの雑用をおしつけられ、受験勉強どころじゃな〜い!!! それでも優太は、明るい未来を信じて、強くたくましく生きていくのでした。
97年の「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞に輝いた橋本は乗馬、スキーが得意なスポーツウーマン。「初の連ドラレギュラー出演で緊張しますが、自分らしく、のびのびと皆さんの印象に残るような体を張った演技ができるよう頑張ります。“カカト落とし”に注目してね」とアピールした。
第1話 2006年4月14日放送
浪人生の大野優太は、東京で大学に通う恋人・みのりを追いかけて上京。下宿先を探して下北沢のシェアハウス「ぬーとぴあ」を訪ねる。
シェアメイトはオーナーの千帆をはじめ、若くてお色気いっぱいの5人の美女たち。
次々と仕掛けられる入居テストに優太は動揺を隠せない。
誘惑と戦いながらも、必死に大学合格を目指す熱い思いを伝える優太。そして、優太の純朴さを気に入った千帆らは入居を許可する。
しかし、家賃1万円という格安条件をのんでもらった優太は、その交換条件として家事全般を引き受けることに…。
優太の波乱の浪人生活が始まった!
第2話 2006年4月21日放送
連続下着泥棒事件の容疑を掛けられた優太。結局真犯人が捕まり、疑いが晴れたお祝いに皆で飲むことに。
しかし真央は勉強を優先して自室へ行ってしまう。優太は真央が同じ予備校に通っていて、偏差値が「70」(優太の倍!)、しかもアルバイトで自活していると知って驚く。
その晩、優太はみのりと電話中に、真央の部屋の前で、金の腕時計をした怪しげな男がうろついているのに気づく。
翌日、予備校帰りにみのりと会っていた優太は、真央がキャバクラに客らしき男と入っていくのを目撃する。その男の腕には、昨晩真央の部屋を見上げていた男と同じ金の腕時計が…。
第3話 2006年5月5日放送
優太の浮気を疑ったみのりと関口が「ぬーとぴあ」に向かっていると知り、焦る優太。阻止しようと駅まで走って行く途中、道端で美葉が「ぬーとぴあ」の前をうろついていた“金の腕時計の男”に腕を掴まれて、絡まれているのを目撃する。
美葉を助けたい気持ちと、急ぐ気持ちで揺れる優太。
実はその不審な男一八は、美葉の父の命で美葉を実家に連れ戻しに来たのだ。しかも美葉の父親はやくざだった。
自分の境遇を知られて落ち込む美葉は「ぬーとぴあ」を出て行くと告げる。しかし美葉の「ぬーとぴあ」を想う気持ちに感動した優太たちは、一八を「ぬーとぴあ」に呼び、説得する。
第4話 2006年5月12日放送
優太が家賃の代わりに“カラダで奉仕している”という意味を勘違いしたみのりは、「私かシェアハウスかどちらかを選んで!」と優太に迫る。
答えに詰まる優太を見て、みのりは「答えが出るまで会いたくない」と言って立ち去ってしまう。
そんな中、のぞみに補導された家出少女・芽衣を「ぬーとぴあ」で預かることに…。
のぞみと艶子は、千帆がパリに留学していたときに産んだ子が芽衣なのではないかと疑い、それをネタに「ぬーとぴあ」を潰そうと企む。
第5話 2006年5月19日放送
「次の模試で偏差値を10上げて、真面目な気持ちでぬーとぴあに住んでいることを認めてもらう!」と、みのりに宣言した優太。
美葉に家庭教師をしてもらうが、なつめやカオルのお色気に邪魔されてなかなか勉強に集中できない!
家出中の少女・芽衣はじつはカオルの娘だった。カオルと寄りを戻そうと、芽衣の父親のケンジがぬーとぴあに乗り込んで来て大騒ぎ。しかし、カオルは今更会いたくないと言ってケンジを追い返す。
芽衣のためにもやり直して欲しいと願う優太だったが、「女心が分かっていない!」とぬーとぴあメンバーに非難されてしまう。
第6話 2006年5月26日放送
模試の当日、のぞみと艶子に騙されてスナックに閉じ込められてしまった優太。
艶子は千帆に対する恨みを吐きながら優太を誘惑するが、寸前でのぞみが救出。優太は模試の会場にギリギリで滑り込む。
一方、ぬーとぴあでは不動産屋から突然の立ち退き通告を受け、メンバーたちは愕然!悩んだ千帆は、昔の恋人で弁護士の英二に相談する。
そんな中、優太はみのりに「部屋が見たい」と言われ、こっそり連れて行くことに。しかし結局メンバーに見つかってしまい、千帆に「ルールが守れないなら出てって!」と激しく責められる。優太はみのりを連れてぬーとぴあを飛び出すが…。
第7話 2006年6月2日放送
みのりがぬーとぴあの一員となり、歓迎会を兼ねてみんなで温泉旅行に行くことに。しかしみのりは部活の練習と重なり、一人でぬーとぴあに残る。
旅行当日、のぞみも旅館にやって来る。みんなで露天風呂へ入りに行くが、真央だけは部屋の内風呂に入る。そして、混浴の露天風呂を楽しむメンバーをよそに、のぞみは何故か温泉に怯えて入れない。
一方、ぬーとぴあで留守番をしていたみのりのもとへ、艶子が訪ねてくる。艶子はみのりに「ここは愛欲の地獄。優太は毎晩ここの女たちと…」と脅す。みのりは必死に優太を庇うが、艶子はさらにみのりを追い詰める…。
第8話 2006年6月9日放送
優太の父・太一が、実家の小料理屋を優太に継がせようと長野から上京してくる。病気で余命一年だという太一の言葉に、ぬーとぴあメンバーは驚きを隠せない。しかし病気というのは、優太を連れ戻すための口実だった。
そんな中、買い物に出掛けたみのりは怪しい男に襲われそうになるが、通りかかった青年・久保に助けられる。実はそれは艶子が仕組んだ陰謀だった。艶子はぬーとぴあからみのりを追い出し、代わりにのぞみを入れ、ぬーとぴあをめちゃくちゃにしようと考えていたのだ。
翌日、のぞみの紹介で久保がぬーとぴあにやって来る。久保は東大生で、優太の家庭教師を引き受けてくれるというが…。
第9話 2006年6月16日放送
優太の父・太一が、実家の小料理屋を優太に継がせようと長野から上京してくる。病気で余命一年だという太一の言葉に、ぬーとぴあメンバーは驚きを隠せない。しかし病気というのは、優太を連れ戻すための口実だった。
そんな中、買い物に出掛けたみのりは怪しい男に襲われそうになるが、通りかかった青年・久保に助けられる。実はそれは艶子が仕組んだ陰謀だった。艶子はぬーとぴあからみのりを追い出し、代わりにのぞみを入れ、ぬーとぴあをめちゃくちゃにしようと考えていたのだ。
翌日、のぞみの紹介で久保がぬーとぴあにやって来る。久保は東大生で、優太の家庭教師を引き受けてくれるというが…。
第10話 2006年6月23日放送
優太のせいで、千帆の計画が艶子にバレてしまい、ぬーとぴあは2週間後に閉鎖されることに。
優太はメンバーに責められ、さらに予備校では、六教大の合格率が10%と判定される。すっかり自信を失くした優太は、長野に帰って実家の店を継ごうか悩む。みのりはそんな優太に失望し、「さっさと帰った方がいい」と冷たく言い放つ。
そんな中、大学の文芸サークルで、日本官能小説大賞に応募することになった美葉は、艶子の友人でライターのリサに、小説の書き方を教わろうとする。リサに「実体験が大事」と言われた美葉は、下着姿で優太の部屋に忍び込むが…。
第11話 2006年6月30日放送
みのりは久保から「付き合ってほしい」と告白される。その場ではっきり断れないでいるみのりを、偶然美葉が目撃していた。
一方、優太は艶子と、受験に受かったら千帆たちにぬーとぴあを明け渡すこと、その代わり、落ちたら一生艶子の奴隷になることを約束してしまう。「大切な人と、大切な場所を守る!」と気合十分な優太の元へ、帰宅した美葉が飛び込んでくる。
みのりと久保の話を聞いた優太は、「止める資格がない」と言いながらも、深く傷つく。このままでは受験に失敗してしまうと考えたメンバーは、優太を元気づけようと宴会を企画する。
最終回 2006年7月7日放送
六教大の入試当日の朝、艶子に呼び出され、スナック情熱に向かった優太。そこで突然艶子が倒れ、優太は窮地に立たされる。苦しむ艶子を放っとくことができず、焦る優太。
結局、優太は入試を受けることができなかった。ヤケになり泥酔した優太は、ぬーとぴあメンバーたちの体に抱きつく。そこへ優太を心配したみのりが来て、優太の暴走を目撃。みのりは悲しみと怒りでその場を立ち去る。
のぞみは自分の姉のせいでメンバーの気持ちがバラバラになってしまったことを気にして、ぬーとぴあから出て行く。そして、スナック情熱に向かい、銃を手に、艶子と対峙する…。
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下北 GLORY DAYS