現代人の生活にもはや欠かせないものとなった携帯電話が、もし死を招くツールになったら……という恐怖を描き、これまで映画シリーズ2作とTVドラマが製作された「着信アリ」シリーズ。
その最終作「着信アリFinal」(麻生学監督)の製作報告会見が、2月24日、東京・調布の角川大映スタジオにて行われ、ダブル主演を務める堀北真希と黒木メイサ、そして企画と原作を担当した秋元康がこれに参加した。 「着信アリFinal」では“死の着信メール”を転送すれば助かるという新設定が加わったが、実生活でも親友だという堀北と黒木は、もし、自分に死のメールが届いたら誰に転送するか問われると、「真希に転送します」(黒木)、「じゃあ、私はメイサに」(堀北)と即答し、息の合ったところを見せた。 一方、秋元は「本作でシリーズはファイナルだが、大ヒットしたら『続・着信アリFinal』を作りたい」と冗談を飛ばしつつ、最後は「怖いのはもちろんだが、自分の身にも置き換えられるのが一番のポイント。また、堀北さんと黒木さんが怖がるシーンも魅力です」とPRに努めた。 「着信アリFinal」は6月24日公開。 http://www.toho.co.jp/lineup/chakuarif/