話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index Drink >> space
space space
space
space
space
space
February 28, 2006 space
   space
space

ドン ペリニヨンはシャンパンの真髄です。

space

ン ペリニヨンを味わうということ、それは最良のシャンパンーニュを楽しむまたとない経験です。ドン ペリニヨンは、作柄の特にすばらしい最良の収穫年にのみ、シャンパーニュ地方の中でも最古にして裁量のクリュ(葡萄畑)で収穫された葡萄から作られます。シュイィのモンタギュやクラマンのビュイッソンのシャルドネが洗練と気品をもたらす、アイのグラン・クリュやオーヴィレール大修道院に隣接した古い葡萄畑のピノ・ノワールがワインに力強さと持続性を与えます。その豊かな味わいと独特のスタイルに到達するために、ドン ペリニヨンはセラーで7〜8年、熟成の時を過ごします。

img10161288733.jpeg[ピンクのドンペリ]
■シャンパーニュ地方産赤ワインの数年に一度の当たり年に生を受けた記念のシャンパン。
■銅の輝きを持つオレンジがかったピンク色。
■味わいは初めは軽快、徐々にそれが膨らみ、濃厚で精緻な豊潤さへと変化していく。

space

■ドン ペリニヨンのスタイル■

domperi1985-2.jpg ドン ペリニヨンはシャンパンの真髄です。あらゆる成分がお互いに補足し合い、補強し合って、完全なバランスが生まれ、全体として部分の総和以上のものが作り出される融合という意味で、「アサンブラージュ(集合芸術)」という概念にぴったり当てはまる存在です。一つ一つのエレメントが、容赦のない選別のふるいにかけられます。

シャンパーニュ地方の最高の葡萄とワインだけを使用するのです。それが比類なき特色を持ち、シャンパンの最高品質を体現したワインを生み出します。これらのワインは様々に融け合った精妙なつくりの−絹のように滑らかな霞のようで、えも言われぬ感覚を持っています。

ドンペリニヨンのスタイルは製造過程における複数の選別と必要条件によって作り上げられます。
生産プロセスのあらゆる段階での、厳密な選別ドン ペリニヨンの成分を選別する際には、いかなる妥協も許されません。そしてドン ペリニヨンの特性達成に必要な基準を満たす為、それは生産プロセスのあらゆる段階でも行われています。

a)ヴィンテージの選別
ドン ペリニヨンは、天候条件から正しい品質の葡萄の収穫が可能となる、最もすぐれた葡萄収穫年度(ヴィンテージ)のワインのみを原料として作り出されます。

b)葡萄の栽培地の選別
葡萄は主としてグラン・クリュの中から、しかもモエ・エ・シャンドン社の所有するグラン・クリュの畑から選ばれます。そしてさらにその中でも、最も樹令の古い区画(すなわち、最も豊かな葡萄を産するが、収穫量は最も少ない)、そして、最も日当たりの良い区画(斜面の中ほど)が選ばれます。

c)キュヴェ(原料ワイン)の選別
収穫中に選ばれた栽培地と区画で収穫された葡萄から造られたすべてのワインは、葡萄酒醸造学専門のチームにより、テイスティングが行われます。 ドン ペリニヨンの必要基準に満たないワインは、この段階ですべて退けられます。


2 「アサンブラージュ」

ドンペリニヨンの調和のとれた骨組みは最高品質のシャルドネとピノ・ノワールの「アサンブラージュ」から得られます。
これはピノ・ノワールの量と力強さ、そしてシャルドネの繊細さと優雅を組み合わせる過程です。各品種の割合は各ヴィンテージごとに異なりますが、いずれのケースにおいても一方が他方を圧倒するようなことはなく、ほぼ同じ割合となります。


3 ヴィニフィケイション(醸造)
ワインの醸造はモエ・エ・シャンドン社の基本的方針に従って行われます。 その基本方針とは、葡萄の天然の性質を最大限保持するということです。4地下室での熟成 。地下での熟成期間は6〜8年です。こうした長く、ゆっくりした熟成期間がワインのブーケを満開にし、極小気泡の発生を可能にします。

■PEOPLE■

ドン ペリニヨンは、オーヴィレール修道院の会計係兼セラー・マスターとして名高い、ドン・ピエール・ペリニヨン自身の精神を引き継いで名付けられました。

img10161073994.jpeg ドン・ピエール・ペリニヨンは厳格さと直観力、観察力と理解力とを組み合わせ、シャンパンの完成を目指して、たゆまぬ努力を続けた人物です。 この完璧を目指すたゆまぬ努力こそが、ドンペリニヨンの創造と生産の支えとなる基本的な精神である点は現在も変わっていません。 ドン ペリニヨンはモエ・エ・シャンドンとは別個の独立したブランドです。 モエ・エ・シャンドンのスタイルとは異なる、独自のアイデンティティーとスタイルを持ちます。

ドン・ペリニヨン(1639〜1715)はオーヴィレール修道院の修道士として暮らし、その76年の生涯を発泡性ワイン、シャンパンの完成に捧げました。現在はこの飽くなき探求家の生涯と研究を記念する博物館が建てられています。同修道院では現在、ドン ペリニヨンの貯蔵所も兼ねています。丹精込めて貯蔵された古いヴィンテージを、修道院の回廊で味わうことができます。

ドン ペリニヨンは特製ボトルで販売された最高級の高級酒です。 その類まれなる品質と味わいから瞬く間に世界中の国家首脳、皇室、王室、そして著名人に愛される、まさに究極のシャンパンとなりました。第二次世界大戦後、一部の国際的エリートや国家首脳の間での需要がきわめて高く、モエ・エ・シャンドン社はこの希少ブランドの供給を、フランスと欧州の特定著名人に限定せざるを得ませんでした。

世界各地への販売を徐々に拡大させてはおりますが、総量が限定されるため、常に量を慎重に管理しながら行われました。ドン ペリニヨン ロゼが発売されたのは、その後かなりの年月を経てからでした。これは1959年物ヴィンテージで、数百本が生産されました。最初に登場したのは、ペルシア帝国2500年を記念してペルセポリスで開催された式典です。1971年10月15日に執り行われた壮麗な式典には多くの国々の首脳が参列し、ドン ペリニヨン ロゼは熱狂的に歓迎されました。モエ・エ・シャンドン社はその後、すばらしいヴィンテージの年であっても、 ドン ペリニヨン ロゼの生産量を厳格に制限してきました。

ドン ペリニヨンの名声の高まりは、止まるところを知りません。しかしその成功はしっかりした基盤の上に成り立っています。それはスタイル、希少性、卓越したワイン製造法の隅々にまで至る厳密さ、職人たちの優れた技術と、落ち着いた、優雅な外観の上に築き上げられてきたものです。シャンパン産業の神話となったドン ペリニヨンの成功物語。それは見果てぬ夢の実現、優雅さと洗練さ、まれにみる質と悦楽を体現するものといえましょう。

当然のことながら、ドン ペリニヨンはスターたちのお気に入りの飲み物であり、大きな国際行事ではなくてはならないものとされます。マリリン・モンローは1953年ヴィンテージを好んで飲みました。1952年のエリザベス英女王即位式、そして1981年のチャールズ英皇太子とダイアナ妃の結婚式でも、ドン ペリニヨンは公式のシャンパンとされました。1989年のパリサミットのように、フランス大統領がエリゼ宮で主催する公式の晩餐会でも、ドンペリニヨンが用いられました。

ドン・ピエール・ペリニヨン(1639〜1715) ドン・ピエール・ペリニヨンは太陽王ルイ14世とちょうど同時代の人物です。彼はエペルネ近郊のオーヴィレールのベネディクト会修道院の出納係り(俗事担当)兼ワイン貯蔵室主任でした。疲れを知らない働き者であり、緻密な観察者でもあったこの人物のおかげで葡萄の栽培、葡萄の配合、圧搾の仕方が進歩しました。

彼はまた、シャンパン天然の発泡を抑えることにも成功しました。素晴らしい葡萄でしか素晴らしいワインは造り出せないと確信して、ドン・ペリニヨンはどんな苦労も厭わずに、修道院のぶどう園の拡大と改良に骨折りました。彼は、葡萄の木の選択と栽培、それの手入れの仕方も大いに改良しました。

彼はまた、ワインの改良にも尽力しました。その結果、彼は基本的なことを2つ発見しました。→より複雑なワインを作るため、試飲した後で異なる葡萄園のワインをブレンドする。→真白いぶどう液を搾り出すため、黒い皮のぶどうを優しく、すばやく搾る。発泡をコントロールするため、彼はさらに別の革新的な手法を導入しまた。→ワインの2度目の発酵のための圧力に耐えられる、厚手の瓶を用いる。→瓶を完全密閉して、発泡力を維持するため、ひもで固定したコルク栓を使用する(ひもはその後、針金の留め具に取って代わられた)。→白亜をくりぬいた地下のセラーで、気温を一定にしてワインを熟成する。

今日では、ブレンドされるのはもは葡萄ではなく、ワインでありますが、それでもモエ・エ・シャンドンのワイン醸造学者はこの方法で試飲を行っています。比類なく調和がとれた複雑なワインを手に入れるための方法として、私たちに「アサンブラージュ」というアイディアを授けてくれたのはドン・ピエール・ペリニヨンです。この「アサンブラージュ」という技術がシャンパン造りの中核なのです。


■ ドン ペリニヨンの価格比較/検討はこちら!

space
HOMENews BlogsDrink | February 28, 2006 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> 池袋に期間限定で登場、「執事喫茶」オープン >> 

東京・池袋のメイド喫茶「Wonder Parlour CAFE」で、21日より4日間限定の「執事喫茶2」が、イベント名「Butler's Lounge 2 〜エチュード〜」とし...»この話題を見る…


  Previous << 「ブログを続けるコツ」を考える!?ブログの上には半年:6ヶ月ですね。 << 

ブログを始めてみたものの、いつのまにか飽きてしまう、更新が止まってしまう、というのは残念ながらよくあることです。ふと辿り着いたブログが数カ月前から更新が止まっていたりするのは、... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP