1億冊の発行部数を誇る人気コミックをアニメ映画した「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」(3月11日公開)のアフレコがこのほど行われ、ケンシロウ役の俳優・阿部寛(41)やレイナ役の女優・柴咲コウ(24)、ラオウ役の俳優・宇梶剛士(43)らが参加した。
原作の大ファンだったという阿部は「北斗を生み出した方々にお会いし、僕なりの思いを込めてやってみようという気持ちになった」。 声優初挑戦の柴咲は「肝のすわった女性の声というイメージを表現できたらいいなと思っていました。声だけで表現することって難しいですね」。自ら志願してナレーションも担当し「自分の好きな世界観の声の仕事なら、ぜひまた挑戦してみたいです」と声優にはまった様子だ。 公開を目前に控え「北斗の拳」が再びブームになっている。ビッグコミックスペリオールではユリアを主人公にした「北斗の拳 ユリア外伝〜慈母の星」(作画・笠井晶水)が、コミックバンチでは「北斗の拳 ラオウ外伝〜天の覇王」(作画・長田悠幸)が、いずれも3月10日発売号から登場する。オリジナル版とはひと味違った画風に、ファンの間では話題に。リバイバルを超え社会現象にもなりそうだ。
■ 北斗の拳