世界各国では支払い方法が増える。Skypeは有料サービスを利用するときに必要となる「Skype Credit」を、世界各国の通貨で利用できるようにするための新サービスを発表した。
まず、Skype Creditをクレジットカードで購入する際、これまでのようにユーロでしか購入できなかった制約を撤廃し、日本円、米ドル、英ポンドを含む合計14通貨で管理できるようになった。ただし、為替レートによって損得が発生する可能性があるため、購入のタイミングに注意を払うように呼びかけている。 PayPal経由でもSkype Creditを購入できるようになった。SkypeアカウントであらかじめPayPalによる振り込みを受け付けるように設定しておけば、PayPalによって簡単にSkype Creditを補充できる。PayPalは日本円や日本国内の銀行口座にも対応している。 海外では、さらに別の購入方法も追加された。GlobalCollect、FIRSTGATEのClick&Buyサービスとの提携により、世界50カ国で銀行振込によるSkype Creditの購入などの支払い方法が追加された。また、英国、アイルランド、スペインの街角で販売されている「Ukash」クーポン券を購入することでクレジットカードやデビットカードがなくてもSkype Creditを購入できるようになった。 Ukashは上記3カ国の計5万カ所で販売されていると言い、さらに多くの国でも販売される予定だ。このほか、すでにスウェーデンやフィンランドではSkypeスクラッチカードが販売されており、販売国は今後増える見込みだ。