グーグルが公開した、Webサイト作成サービス「Google Page Creator」のベータ版を「Google Labs」が。需要が殺到したため初日で新規登録の受け付けを中止した。Internet Explorer 6.0以降、Firefox 1.0以降に対応。利用料は無料だが、ログインにはGmailアカウントが必要。
グーグルは23日、無料で簡単にウェブサイトを作ることができるサービス「ページクリエーター」を試験公開した。特別なソフトは不要で、同社が用意したひな型からデザインを選び、画面上で直接文章を打ち込むだけで自分のウェブサイトを公開できる。 専門的なページ作成言語を使わなくても、編集画面で画像や文章の位置を自由にレイアウトできる。保存容量は最大100メガ(メガは100万)バイト。公開したページは数時間でグーグルの検索結果に表示されるようになる。 Google Page Creatorは、JavaScriptで構築したインターフェイスが特徴のWebサイト作成サービス。生成されるドメインは「http://[Gmailアカウント].googlepages.com/」で、100MBまでのWebサイトをページ単位で作成できる。 41種類のページデザインと4種類のレイアウトパターンを用意しており、それらを組み合わせられるほか、HTMLを手書きで入力することも可能だ。Webページの編集中にWebブラウザを閉じても直前までの編集作業に復帰できる自動セーブ機能なども搭載している。 なお、グーグルによれば、Google Page Creatorで作成したWebサイトであっても、グーグルの検索結果に優遇されることはない。 グーグルが2月23日にβ版を公開した無料のWebページ作成ツール「Google Pag e Creator」は、需要が殺到したため初日で新規登録の受け付けを中止した。 グーグルの新サービスをめぐっては、アクセス解析ツールのGoogle Analyticsも無償化直後にユーザーが殺到して新規登録の受け付けを一時中断したことがある。