「Pulsar 590A」は、ヘッドホンとして音楽再生を楽しめるだけではなく、マイクを搭載していることで、携帯電話と接続して通話も可能なBluetoothヘッドセット。Bluetooth 2.0準拠で、HFP、HSP、A2DP、AVRCP、GAVDPといったプロファイルをサポートしている。A2DPおよびAVRCPをサポートしたNTTドコモのP902iとペアリングすれば、Pulsar 590A側で楽曲の再生・停止や曲送り/曲戻しとリモコン操作が可能。また、ボリューム調節機能も用意されている。
AVRCPがサポートされていない機器と、パッケージに同梱される「ユニバーサルBluetoothアダプター」経由でペアリングした場合は、リモコン操作はできないが、ボリューム調節は可能となっている。 ユニバーサルBluetoothアダプターは、3.5mmステレオイヤホンジャックが付いており、iPodなどの携帯音楽プレーヤーや、パソコンと接続できるほか、イヤホンジャック・平型ジャック変換ケーブルを別途用意すれば、携帯電話とも接続できる。なお、auの「W41T」も音楽関連のBluetooth機能が用意されているが、独自プロファイルのため、Pulsar 590Aとは直接ペアリングできず、アダプター経由での接続となる。 複数機器との同時ペアリングも可能となっており、たとえば携帯音楽プレーヤーとアダプター経由でペアリングしておき、通話用にBluetooth対応携帯電話ともペアリングしておけば、携帯音楽プレーヤー側で音楽を鳴らしながら、携帯電話の着信に対応できる。ただし、着信があった場合、音楽のボリュームは消音されるが、再生自体は停止しない。 連続待受時間は最大約130時間、連続通話時間は最大約12時間、連続音楽再生時間は最大約10時間。重さは97.7gで、マイクは全方向性。ヘッドホンとして利用するスピーカーは直径28mmで、インピーダンスは32±4Ω(1kHz)、ステレオ音声の周波帯域は20Hz〜20kHz(16ビット、48kHz)で、音楽データの伝送で用いるコーデックは、SBCとなっている。 ヘッドホン・ヘッドセットとして利用できるBluetooth対応の「Pulsar(パルサー) 590A」を15日に発売した。オープンプライスだが、店頭価格は19,800円程度。家電量販店やAmazon.co.jp、アップルストアなどで取り扱われる。 ■ プラントロニクス