バイアスロン競技場ではありません。US東部一帯は11日から12日にかけて記録的な大雪に見舞われた。ニューヨーク・マンハッタンで観測史上最高の68.3センチの積雪を記録したのをはじめ、各地で積雪が50センチを超えた。 このため、ケネディ国際空港などニューヨーク周辺の主要3空港が一時閉鎖され、計2000便が欠航するなど、交通機関や市民生活に大きな影響が出ているそうです。
ニューヨーク中心部では1947年12月の67センチ以来の積雪となり、1869年に観測を開始して以来、最高となった。市内各所で地下鉄の出入り口が雪に埋まったり、路上の車に山のような雪が積もり、バスやタクシーもノロノロ運転。セントラルパーク付近ではスキーを楽しむ人の姿も見られた。市当局は約2500人の職員を動員し、夜を徹した除雪作業を行っている。 また大雪のため、首都ワシントンで11万9000世帯、メリーランド州ボルティアでも6万2000世帯で一時停電したほか、ニューヨークと近郊都市を結ぶ多くの電車が運休となった。 米北東部で吹雪 セントラルパークで観測開始以来の降雪記録 米国立測候所は12日、週末に米国北東部を襲った吹雪により、同地域で60センチ以上の降雪を記録したと発表した。ニューヨーク市のセントラルパークでは、1947年の前回記録67センチを上回る68.3センチの降雪を記録し、1869年の観測開始以来の降雪記録を更新した。 吹雪により、ニューヨーク近郊にある3つの主要空港は全て閉鎖され、合計で500便以上が欠航となった。これにより、フロリダのフォートローダーデール・ハリウッド国際空港では、旅行者約7500人が立ち往生を余儀なくされた。ニューヨークのペンシルベニア駅を発着するロングアイランド鉄道は運行を停止、ニュージャージー・トランジットは州内全てのバスの運行を見合わせた。 またメリーランド州では、8万5000世帯が停電、バージニア州北部でも6万世帯が停電した。デラウェア州、ニュージャージー州、ニューヨークのロングアイランド地域でも一部で停電が発生し、数千世帯以上が影響を受けた。