イタリア・ピエモンテ州の州都、トリノを舞台に行われる第20回冬季オリンピック大会が10日、開幕した。イタリアでの冬季五輪は、1956年コルティナダンペッツォ大会以来50年ぶり。冬季大会としては過去最高の80カ国・地域から約5000人の選手・役員が参加、26日まで熱い戦いが繰り広げられる。 第20回冬季オリンピック・トリノ大会は10日夜(日本時間11日早朝)、イタリア北西部トリノ市内のオリンピック競技場(旧コムナーレ競技場)で開会式が行われ、17日間にわたる雪と氷の祭典の幕が開けた。日本選手団はスピードスケート男子の加藤条治選手が旗手を務め、32番目に行進した。
コムナーレ競技場では、午後8時(日本時間11日午前4時)から開会式が行われた。「情熱のスパーク」をテーマにしたアトラクションに続き、各国・地域の選手団が五輪発祥の地ギリシャを先頭にイタリア語のアルファベット順に入場した。