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January 22, 2006 space
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「博士の愛した数式」初日雪をかき消す涙で大入り!

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「博士の愛した数式」は、作家・小川洋子さんの50万部を超えるベストセラー小説を原作に、『雨あがる』『阿弥陀堂だより』の小泉堯史監督が映画化した感動のヒューマンドラマ。その映画「博士の愛した数式」21日、初日を迎えた。
 

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第1回本屋大賞に輝いた作家・小川洋子「博士の愛した数式」

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410401303X.09._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg 「博士の愛した数式」は、第1回本屋大賞に輝いた作家・小川洋子さん(43)の同名ベストセラーを映画化したが21日、公開された。舞台あいさつが行われた東京・銀座の「丸の内TOEI〈2〉」では、大雪にもかかわらず、徹夜組を含む約50人が早朝から列をつくり、初回は立ち見も出る盛況ぶり。
 
 
 主演の寺尾聰(58)は感激の面持ちで、「決して派手な映画ではありませんが、友人、会社の仲間、同級生に『ぜひ、見てこいよ』とお口添え、お願いします」と満員の観客に訴えた。
 
 
 映後に舞台あいさつがあるとはいえ、午前10時からの初回は360席がぎっしり。立ち見も含めれば400人近い観客が、映画の“門出”を祝福した。寺尾は「徹夜で来てくださったお客さんもいらっしゃると聞きました。後ろのドアが閉まらないくらい来てくださって、うれしく思います」と感激。都心では珍しい大雪にもかかわらず、劇場を訪れた観客に感謝の気持ちを表した。
 
  
 あいさつに立った共演の深津絵里(33)、吉岡秀隆(35)、齋藤隆成(9つ)、浅丘ルリ子(65)、それに小泉監督も同じ気持ち。深津は「雪の中、とっても寒いと思うけど、この作品をこんなに見たいと思ってくれる方がいっぱいいて、胸がいっぱいです。きょうはいい思い出になりました」と語りかけた。
 

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 交通事故の後遺症で80分しか記憶が続かない天才数学者(寺尾)と、彼のもとで働くことになった家政婦(深津)とその息子(齋藤)。博士の持ち出す「数字」を通して3人の心の交流を描いた作品については「決して派手な映画ではありません」と寺尾。それだけに、「題名に『数式』という言葉が入っているだけで、(自分には)遠いと思う人もいる。皆さんの友人、同級生、会社の仲間にぜひ、お口添え、よろしくお願いします」とアピールした。
 
 
 午後1時からの2回目以降は客足もさすがに落ちたが、天候を考えれば上々の入り。配給元のアスミック・エースでは、「興収で15億円も見えてきました」と原作に続く“ベストセラー”に自信をのぞかせた。
 
 
「博士の愛した数式」公式サイト

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HOMENews BlogsFalsh Movie | January 22, 2006 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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