ボーダフォンは、春商戦向け新機種「804SS」「804N」「904T」「V403SH」を2月下旬以降に発売する。「804SS」は、サムスン電子製の3G端末で、薄さ14.9mmに2.3インチ、QVGA液晶を搭載している。「804N」は450MBの大容量メモリを搭載したNEC製の音楽ケータイ。「904T」は、3.2メガカメラなどを搭載した東芝製のフラッグシップモデル。「V403SH」は2メガカメラを搭載したコンパクトなPDC端末。
202万画素カメラ搭載のPDC端末「V403SH」 「V403SH」は、202万画素CCDモバイルカメラを搭載するシャープ製PDC端末。2月下旬以降に発売される予定。 メインディスプレイは、2.2インチ、240×320ドット、26万色表示のモバイルASV液晶、サブディスプレイは1行6文字(全角表示)、72×12ドットのモノクロ液晶。外部メモリとしてminiSDカードが利用可能で、パッケージには32MB版が同梱される。 レッドストライプ、ブラックストライプ、ブルーストライプと3色のカラーバリエーションが用意され、その名称が示す通り、背面液晶周辺はストライプ模様があしらわれている。同社では「コンパクトな筐体に大人の感性と品位にふさわしい“ヨーロピアンモダン”デザインだ」とアピールしている。 主な機能として、50KBまでのVアプリ、お天気アイコン、カスタムスクリーンなどに対応。日本語入力機能としてケータイShoin4を搭載。簡便な操作体系の「シンプルメニュー」、待受時にメールボタンを長押しするとフォントサイズを大きくできる「ワンタッチでか文字モード」も用意されている。 大きさは約46.6×93×21mm、重さは約105g。連続待受時間は約450時間、連続通話時間は約140分となっている。 薄さ14.9mmのサムスン電子製3G端末「804SS」 804SSは、14.9mmという薄さを実現したサムスン電子製の折りたたみ型3G端末。W-CDMA方式およびGSM方式(900/1800/1900MHz)に対応する。3月中旬以降に発売される予定。 メインディスプレイは2.3インチ、QVGA(320×240ドット)、26万色表示のTFT液晶、サブディスプレイは1.07インチ、128×128ドット、6万5,000色表示のTFT液晶。カメラは、外側が有効画素数130万画素のCMOS、内側が30万画素のCMOSとなる。 外部メモリには対応しないが、140MBの大容量メモリを搭載。音楽プレーヤー機能などで楽しめるほか、Word、Excel、PowerPointなどのドキュメントファイルを閲覧できる機能も用意されている。受信したメールを3Dアニメーション表示する新サービス「デルモジ表示」にも対応している。 大きさは50.5×99×14.9mm、重さは105g。連続待受時間は、W-CDMA網利用時で約290時間、GSM網利用時で約300時間。連続通話時間は、W-CDMA網利用時で約155分、GSM網利用時で約200分(いずれも暫定値)。ボディカラーは、ブラックとオレンジのモデルが用意されるが、カラー名称は未定とされている。 450MBメモリ搭載の音楽ケータイ「804N」 「804N」は、W-CDMA/GSM方式(900/1800/1900MHz)に対応した折りたたみタイプのNEC製3G端末。3月中旬以降に発売される予定。 メインディスプレイは、2.2インチ、240×320ドット、65,536色表示のTFT液晶、サブディスプレイは0.9インチ、64×96ドット、4,096色表示のSTN液晶。200万画素CMOSメインカメラと10万画素CMOSサブカメラも用意されている。 450MBのメモリを搭載しており、端末を閉じたままでも音楽再生が可能。閉じたまま操作できるように、サブディスプレイの下に「ミュージックアシストボタン」を装備しており、着うたフルや、パソコン経由で転送したCD楽曲などを楽しめる。また、512MBまでのmicroSDカード(別売)も利用できる。 TVコール(テレビ電話)やVodafone live! BBといった既存の3G向けサービスのほか、Vアプリ(メガアプリ)、Bluetooth、USBマスストレージなどに対応している。ボーダフォンの新サービス「Vodafone live! CAST」「デジモジ表示」にも対応している。 大きさは約48×93×23mm、重さは約115g。W-CDMA方式(国内)では、連続待受時間が約250時間、連続通話時間が約180分、GSM方式(海外)では、連続待受時間が約210時間、連続通話時間は約260分。ボディカラーは、プルメリアホワイト、コーラルピンク、ラピスブルーの3色。 最新3Gサービスにフル対応した「904T」 904Tは、3.2メガピクセルカメラや音楽プレーヤー機能を搭載し、おサイフケータイやGPSナビに対応した東芝製の折りたたみ型3G端末。W-CDMA方式およびGSM方式(900/1800/1900MHz)に対応する。3月中旬以降に発売される予定。 メインディスプレイは2.4インチ、QVGA(320×240ドット)、26万色表示のTFT液晶、サブディスプレイは1.16インチ、33×160ドット、4階調表示のSTN液晶。カメラは、外側が有効画素数320万画素のMOS、内側が31万画素のCMOSとなる。外部メモリはminiSDカードに対応する。 ボーダフォンでは、おサイフケータイ(Vodafone live! FeliCa)やGPSナビ(Vodafone live! NAVI)をはじめ、「Vodafone Address Book」や「Vodafone live! CAST」といった3G向け新サービスに対応していることから、904Tをフラッグシップモデルとして位置づけている。 大きさは50×112×26mm、重さは146g。連続待受時間は、W-CDMA網利用時で約400時間、GSM網利用時で約270時間。連続通話時間は、W-CDMA網利用時で約180分、GSM網利用時で約290分。ボディカラーはフォレストグリーン、アーバンシルバー、キャニオンレッドの3色が用意される。 このほか、受信メールを3Dアニメーションで表示する「デルモジ表示」、アドレス帳のデータをネットワーク側にバックアップできるサービス「Vodafone Address Book」、大容量コンテンツの自動配信サービス「Vodafone live! CAST」といった新サービスも発表された。 □ 楽天ランキング:モバイル・携帯電話