スペインのヴァレンシアにおいてBMWは彼らの2006年型マシンであるBMWザウバーF1.06を500人以上のジャーナリストの前で初公開した。BMWは今日の現地時間午後1時からシェイクダウン走行を行なう予定となっている。
BMWザウバーF1.06はまったくの新コンセプトだという。新しいF1のルールが適応され、特にエンジンはV8へと移行する。BMWはそのデビューイヤーにおける予測について慎重ではあるが、ハッキリと目立った結果を刻もうという意志を持っている。 発表会の席上において、BMWモータースポーツディレクターのマリオ タイセンは次のように語っている。 「過去7ヶ月、我々は懸命に仕事を行なってきた。2つのロケーションの統合を進め、暫定マシンを走らせ、ドライバーたちと契約し、我々のメジャーパートナーであるペトロナス、インテル、クレディスイス、そしてO2や他のスポンサーとの契約を結び、90人の新しいスタッフとサインした。最初の進展報告としては悪くないと思う」 「しかし、我々は幻想に溺れてなどいない。我々の前には長い道のりがある。2006年は移行期間であり、それゆえにどのような目標も宣言するつもりはない。主となるのは、すべてを正しい方向へ向けることである」 「我々の最初のシーズンは経験を得るためのものになるだろう。2005年、ザウバーはコンストラクターズチャンピオンシップを8位で終えた。それが我々のスタート地点だ。そこからできるだけ早く上がっていけるように仕事をしていく。言うまでもなく、それは一夜にしてできることではない。我慢して、耐えることが必要だ」