Athlon FX-60は、2.6GHz動作のコアを2つ搭載し、2次キャッシュを各コア毎に1MBを内蔵。スペックのベースとなっているのはAthlon 64 X2 4800+で、動作クロックが2.4GHzから2.6GHzへ向上している。CPUパフォーマンスを重視する人にとって、Athlon 64 FXシリーズのデュアルコア版は垂涎のアイテムと言え、人気が集中するのは必至だろう。
ゲーマー向けのAthlon 64 FXシリーズもデュアルコアへ。シリーズ最上位モデルとして初めてデュアルコアを採用したFX-60が発表と同時に店頭に並び始めた。 FX-60は、2.6GHz動作のコアを2つ搭載し、2次キャッシュを各コア毎に1MBを内蔵。スペックのベースとなっているのはAthlon 64 X2 4800+で、動作クロックが2.4GHzから2.6GHzへ向上している。TDP値は同じ110W。 これまでクロック重視のシングルコアCPUとしてAthlon 64 FXシリーズは進化してきたが、これで同シリーズもデュアルコア時代に突入したことになる。これまでゲームに特化した印象もあったAthlon 64 FXシリーズだが、これでマルチスレッドに最適化されたマルチメディアファイルのエンコードといった作業にも威力を発揮しそうだ。 ■ A8N32-SLI Deluxe nForce4 SLIのボトルネックを解消したnForce4 SLI X16 この対策として登場したのがnForce4 SLI X16チップセットである。nForce4 SLI X16は2つのチップ(ASUS公式ではNVIDIA nForce SPP 100+NVIDIA nForce4 SLI)から構成される。ボードでは、ちょうどヒートシンクに隠れる形となっている。