「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」−−人は、いつの時代も空へのあこがれを捨てられないもの。だからこそ、昔から人類は空にあこがれ、空を目指し、そして空という領域を自らの手中に収めてきた。とはいえ、空は万人にとって身近なものではない。そこで、ゲームという仮想世界で、誰もが空を駆け巡ることができるようにしたものが生まれた。フライトゲームと呼ばれるジャンルだ。
舞台は「エースコンバット5ジ・アンサング・ウォー」の15年前…。 超大国オーシア連邦とユークトバニア連邦共和国とを巻き込んだ、『環太平洋戦争(2010年)』から遡ること15年。この大戦の要因となった、15年前の戦争―『ベルカ戦争』が今作の舞台となる。
プレイヤーは、ウスティオ空軍第6航空師団―通称「傭兵部隊」に属するTACネーム“サイファー”となり、第66飛行隊所属「ガルム小隊」の一番機として、“片羽の妖精”と異名を持つ相棒“ピクシー”とともに、ベルカの空に繰り広げられる戦乱を戦い抜く。
空中を舞台にしたゲームは数多く発売されているが、その中でも定番ものと呼べるのが、飛行機同士の空中戦をメインに捉えた「フライトアクション」、または「シューティング」と呼ばれるものだろう。1対1または1対複数のドッグファイトの中、敵機をおとしてストーリーを進行させていくのは、空を飛ぶ楽しみと戦う興奮を一度に味合わせてくれる。