「グーグル・ビデオ・ストア」は、グーグルがテレビ番組や過去の映像フィルムのインターネット配信を近く始めると発表した。手始めに米3大ネットワークテレビ局CBSのドラマ番組や米プロバスケットボール協会(NBA)の試合など約3000本の番組を配信する。
視聴料金は著作権を持つ番組供給者が決め、1本1―3ドル程度になる見込み。全米で1億人が利用するネット検索最大手の参入で通信と放送の融合が一気に加速しそうだ。 新サービス「グーグル・ビデオ・ストア」には音楽ビデオを持つソニーBMG、ニュース番組を制作する英ITNなどもコンテンツ(情報の内容)を供給する。CBSのドラマはテレビ放映の翌日に、NBAの試合はテレビ放映24時間後に配信。 利用するにはインターネットに接続したパソコンが必要となる。無料のコンテンツもあるほか、グーグルに手数料を支払えば、一般のネットユーザーも自作のビデオを配信できる。