グーグルとモトローラは、モトローラ製の携帯電話からグーグルの検索サービスがスムーズに利用できるようにすると提携を発表した。 この提携により、今後発売されるモトローラ製の携帯電話には、グーグルのアイコンが表示されて、より簡単にグーグルの検索サービスへアクセスできるようになる。対応する端末は、2006年第1四半期にも登場する予定。
今回のグーグルとモトローラ提携について、モトローラでは「多くのユーザーから『携帯に好みの検索サービスを統合して欲しい』と要望が寄せられていたことに答えるかたちで、グーグルと提携が実現したとしています。ユーザーは求めている情報へ、いつでもアクセスできる」とコメント。 一方、グーグルは「パーソナライズされた検索サービスが求められており、今回の提携でモトローラユーザーは、いち早く、そして手軽に重要な情報を見つけられるようになる」としている。 確かに、日本国内においても勝手(一般)サイトとして提供されているグーグル・モバイルさいとのグ=グルローカルなどは、その情報や地図の使い勝手の良さから、既に公式サイト以上の利便性を提供するサイトとして、ユーザーにも多く利用されていることからも、キャリアと提携することは考えにくいのですが、サービスとしては今後何か活用される可能性も十分にあります。 モバイル先進国と一時言われた日本が、サービス面で遅れてしまう前に、今回のような提携をどう評価するかが鍵になるかもしれません。 ■ モトローラ・プレスリリース http://www.motorola.com/mediacenter/news/detail/0,,6273_6228_23,00.html グーグル・プレスリリース http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/motorola_mobile.html