「DELL XPS 600 Renegade」の限定モデルは、なんとPentium Extreme Edition 955 3.46GHzを4.26GHzにオーバークロックして、しかも世界で初めてGeForce 7800を4個搭載した「Quad SLI」を実現して、限定・最強のゲームPCマシンです。マジほしい・・・でも一体いくらなんでしょう!?
筐体の形状は、従来のXPSシリーズと同じだが、そのデザインは炎に包まれたドクロのイラスト、そして真紅のフロントパネルと、どちらかというと地味なデザインが多い同社製品とはかけ離れた強烈なものとなっている。 CPUは4.26GHzにオーバークロックされたPentium Extreme Edition 955(本来のクロックは3.46GHz)を採用。メモリはDDR-2 667を2GB搭載する。 2つのGPUを搭載したモデルを上回るグラフィックスパワーを実現するにはどうしたらいいかと考え。その答えとして、GPUを4個にする以外ないだろう考えて、今回の「XPS 600 Renegade」の限定モデルが世界で初めて4個のGPUを搭載して「Quad SLI」を実現した。 今回採用されたのは、GeForce 7800をベースとしたQuad SLIカード。このカードは2枚のビデオカードを、ドーターカードのようにくっつけた形となっているが、PCI Expressのコネクタは片方のカードにのみついている構造をしている。このカードを2組使うことで、4GPUを実現する。 従来の、GeForce 7800カードのように、SLIブリッジのコネクタもあるが、上下のカードのコネクタの位置は若干ずれており、2つのSLIブリッジをはめられるようになっている。 GPUの詳細は公開されなかったが、ビデオメモリが2GB、フィルレートが41Gigapixel/secということから、GeForce 7800 GTX 512をほぼそのまま使用しているものと推測される。 Quad SLIは,nForce 4 SLI 16チップセットを使用し、1枚のグラフィックスカードに2個のグラフィックスチップを搭載したものを2基並列で動作させるもので、2×2で4個のグラフィックスチップを使用する贅沢なグラフィックス環境だ。 これによって達成されるグラフィックス性能は、 ピクセルパイプライン96本 41G pixel/sec 5.2 TFLOPS というとてつもないものになる。また,この構成では,32xのアンチエイリアシングモードや16x異方性フィルタモードなどが追加されている。2560×1600ドットといった解像度でも滑らかな描画が可能。 DELLのサイトで、XPS600カスタマイズモデルを選択価格を予想 ・インテル(R) Pentium(R) プロセッサ エクストリーム・エディション 840 (1MBx2 L2 キャッシュ、3.20GHz、800MHz FSB) ・2GB(1GBx2) デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ ・1TB(500GBx2台) SATA HDD RAID0 ・Sound Blaster(R) X-Fi Xtreme Music PCI サウンドカード モニター、その他の装備なしの金額でも48万円程度になりました。 さて、「DELL XPS 600 Renegade」の限定モデルがこのまま発売されたとすれば、オーバークロックCPUとその冷却システム、GeForce 7800を4個搭載した「Quad SLI」を考えると基本構成だけで60〜80万円位はいきそうですね。。