ロサンゼルス・タイムズは5日、ウォルト・ディズニーがアニメ映画制作大手ピクサー・アニメーション・スタジオと買収を含めた資本提携の可能性について協議を進めていると報じた。 このような資本提携が実現した場合、ディズニーによるピクサーの買収が実現した場合、ピクサーの会長兼最高経営責任者(CEO)でアップルコンピュータCEOを兼ねるスティーブ・ジョブズ氏が、ディズニーの会長に就任する可能性もあるという。
確かに、最近のアップルiPod Videoへのポッドキャスティングや動画コンテンツの提供は、ディズニーグループのコンテンツ提供は、他社よりも積極的に行われているようにも思えます。 ディズニーとピクサーは映画作品の共同制作配給契約を結んでおり、昨年来、契約更新交渉を進めてきた。しかしジョブズ氏が期限としていた昨年末を過ぎても交渉が続いていることから、両社が資本提携に踏み込むとの観測が株式市場で浮上していた。 Disney、iTunesへの番組提供を拡大 Disneyが保有するESPNなどのスポーツ番組や、Disney Channelなどの人気番組を新たにiTunes Music Storeで販売する。 iTunes初のスポーツ番組として、ESPNとABC Sportsのフットボール中継などのダイジェスト版を試合翌日に提供。また、ABC Familyの「Wildfire」、Disney Channelのアニメ「Kim Possible」、ABC Entertainmentの「America's Funniest Home Videos」といった人気番組も販売する。価格は従来通り、1本当たり1.99ドル。 ABC Newsからは「Good Morning America」「World News Tonight」などのニュース番組をポッドキャストで提供する。こちらは広告付きの無料配信となる。