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January 4, 2006 space
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「SDB35CF」コンパクトフラッシュ(CF)型RAMディスク

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センチュリーから登場した「SDB35CF」は、コンパクトフラッシュ(CF)4枚をIDEまたはSerial ATA接続のシリコンディスク:RAMディスクとして使えるようにする。機能的にはGIGABYTEの「i-RAM」と競合するこの製品だが、「i-RAM」がバッテリを使ってデータ保持を行っているのに対し、「SDB35CF」はもともと記録メディアであるCFを使う点で安心感もある。
 

sdb35df_logo.gif

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 センチュリーが発売する「SDB35CF」は、「シリコンディスクビルダー」と名付けられる。この製品は、コンパクトフラッシュを最大で4枚が装着できて、IDE(Ultra ATA/100)またはSerial ATA(転送速度1.5Gbps)接続RAMディスクとして接続して利用できる。DDR SDRAMモジュールでRAMディスク機能を実現するGIGABYTEの「i-RAM」対抗製品となる。
 

DSC_0002_2.jpg

 
 機能の注目点は、装着したコンパクトフラッシュ(Type1)に対してストライピングでアクセスすることによりデータ転送速度を向上させる事が出来る。コンパクトフラッシュメディアは、1GB品の廉価製品が8千円以下で出回っているほか、6GBなどの大容量品も購入できる。
 
 
sdcfx34096903.jpg 150倍速のコンパクトフラッシュを4枚使用した場合は、IDE接続時で55MB/s、Serial ATA接続時50MB/sの速度が出る。コンパクトフラッシュを2枚よりも4枚使用した場合のほうが転送速度は高くなる。
 
 
 コンパクトフラッシュは必ず2枚または4枚の複数枚で装着する必要がある。容量の大きなHDDタイプのマイクロドライブが使えず、コンパクトフラッシュメディアも同型番、同容量のメディアを使用することを推奨している。
 
 
 本体が3.5インチHDDサイズのため、汎用的な3.5インチベイに内蔵できる。4基あるコンパクトフラッシュスロットのうち2基は基板の裏側に用意されているため、本体から取り外さないとコンパクトフラッシュが装着できないのは若干面倒と言える。
 
 
 機能的にはGIGABYTEの「i-RAM」と競合するこの製品になるが、「i-RAM」が充電バッテリ−を使ってデータ保持するのに対して、この「SDB35CF」では記録メディアのCFメモリーを活用するためデータの保持に関しては格段の安心感がある。
 
 
 データアクセス時の消費電力も高負荷時3W、待機時1.5Wという省電力性があり、高速アクセス&静穏環境を構築するためのパーツとしてRAMディスクの新たな選択肢として注目される。
 
 
センチュリー製品の価格比較・検討はこちら!

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HOMENews BlogsPCparts | January 4, 2006 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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