富士通からインテルのデュアルコアCPUを搭載した、FMV-BIBLO NX90R/W(以下NX90R/W)が発表になりました。FMV-BIBLO NX90R/Wは17型ワイド液晶を搭載した大型ノートPCで、富士通のBIBLOシリーズの中でも、最も大型の製品。ノートPC搭載のCPUとしては高クロックの1.66GHz駆動のデュアルコアCPU「Yonah」を搭載して、消費電力も大きそうです。
FMV-BIBLO NX90R/Wの装備も重装備で、デスクトップPCでも少ないHDDを2台も搭載して、合計320GBの大容量を実現しています。光学ドライブとしては、2層メディアのDVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。DVD±Rメディアには最大8倍速で書き込みが可能。 PCのサイズは、403×295×46.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量も約4.6kgもあるので、ノートPCと言うよりも移動の出来るオールインワンPCでしょうか!基本的に省スペースデスクトップ代わりに使うための製品になります。
液晶ディスプレイには、デスクトップ並みの17型ワイド液晶を搭載して、解像度は1,440×900ドットを実現。キレイに見える光沢タイプの液晶て、低反射コートが施されているので映り込みが抑えられています。2灯式バックライトを装備して、輝度が高く、発色も鮮やか、視野角も広く、液晶の表示品位については必要以上十分でしょう。 その他のも装備は充実していて、ハードウェアエンコーダ搭載のTVチューナを内蔵して、TV番組の視聴や録画が行なえることも特徴ですが、キムタクが横綱に肩車されてPCでTVを見ているCMでがありますが、キムタクと言えどもさすがに重量も約4.6kgもあるノートPCでは、片手で見ることはできないでしょう。。見られても腕がプルプルして楽しくもありませんよね。 そんなTVチューナも昨日は豪勢で、ゴーストリダクションや3次元Y/C分離回路、エッジエンハンサなど高画質化テクノロジー「Dixel」を搭載していて、TV番組を高画質で楽しめます。ステレオスピーカー以外に底面にサブウーファを搭載するなど、オーディオ周りも充実しているので、これ一台でなんでも来いです。 電源OFFの状態からでも、すぐにテレビの視聴や録画、DVD-Videoの再生などが可能な「インスタントMyMedia」機能を装備している。インスタントMyMediaは、付属の赤外線リモコンを利用しても操作が可能なので、家電感覚で気軽に使える。
セキュリティに関しては、テンキーと指紋センサーを装備
ボディサイズが大きいので、カジュアルに盗まれることはないでしょうが、それでもノートPCなので盗難の危険もデスクトップ以上に危険ですが、。キーボードにも余裕がある。キーピッチは約19mmで、キーストロークは約3mm、配列も標準的なので快適にタイピングが可能だ。また、右側にテンキーを装備していることも特徴だ。多数の数字を入力する場合、テンキーがあるとないのとでは、入力効率が大きく変わる。表計算ソフトを使う場合も、テンキーは役に立つ。 ポインティングデバイスとしては、パッド型のフラットポイントを搭載。スクロール機能付き光学式マウスも付属するので、好みに応じて使い分ければよいだろう。また、左右クリックボタンの間に、スライド方式の指紋センサーを搭載していることも特筆できる。パスワードを入力する代わりに、指紋センサーに指を滑らせることで認証が可能であり、セキュリティについても安心できる。 また、キーボードの上部に、円形のプログラマブルボタンやモードボタン、TVボタン、チャンネルボタン、録画ボタンなどの専用ボタンが用意されているのも便利だ。プログラマブルボタンは、モードボタンによって、CD/DVD操作モードとアプリケーション起動モードの切り替えが可能で、CD/DVD操作モード時には、ボタンにLEDによるアイコン表示が浮かび上がるようになっている。
デスクトップに負けないパフォーマンスを求める人にお勧め
NX90/Rは、最新のモバイル向けデュアルコアCPU「Yonah」を搭載したマルチメディアノートPCである。高画質化機能を装備したTVチューナを内蔵し、2台のHDDを搭載するなど、機能的にも充実している。持ち運びを重視する人には向かないが、GPUを搭載していることとあわせて、デスクトップ代わりに使えるパワフルなノートPCを探している人には、特にお勧めしたいマシンだ。
□FMV-BIBLO NX90R/W