パスモでJR乗れるのに…、6割がスイカも所持
首都圏の私鉄・バス共通IC乗車券「パスモ」を発行するパスモ(東京・新宿)の調査で、パスモ所有者の約6割が相互利用できる東日本旅客鉄道(JR東日本)の「スイカ」も持っていることが分かった。
パスモとスイカは外装デザインなどが違うだけで、基本的には同じ仕組み。乗車や電子マネー決済、チャージなどの機能で相互利用でき、定期券を新規購入する場合を除けば、2枚持つ必要はない。
5月中旬、関東圏在住の2万5000人を対象にインターネット調査会社を通して実施、約1万1800人から回答を得た。パスモを持っている人は全体の19.7%。そのうち64.3%がスイカも持っていた。両方を持つ人の48.3%が交通機関によって2種類のカードを使い分けていた。
「パスモ」で買い物、京王・京成なども参加
京王電鉄、京成電鉄など4社は29日、関東私鉄・バス共通ICカード乗車券「パスモ」の電子マネー事業に参加すると発表した。4社は2008年3月以降、駅の売店などに決済端末を置いて、パスモで買い物が楽しめるよう環境整備を進める。
電子マネー事業への参加を表明したのは相模鉄道、「つくばエクスプレス」(TX)を運行する首都圏新都市鉄道(東京・台東)をあわせた4社。それぞれが事業者となり、加盟店の募集や管理業務を手掛ける。
パスモの電子マネー事業については、東京急行電鉄や東京地下鉄、東京都交通局など7社・団体がすでに参加。ただ3月中旬のスタート当初、京王電鉄と京成電鉄が参加を見送り、「足並みがそろっていない」と指摘されていた。
スイカとパスモ、一緒に入れても大丈夫な防磁シート
スイカやパスモなど複数のICカードを1つのケースに一緒にすると読み取りエラーになってしまいます。通信を阻止するシールド材「ハイパーメッシュ」と、通信を促進させる特殊材「RFID磁性シート」を組み合わせたこのプロテクターをカードの間に挟めば、定期入れに入れたまま、かざしたカードだけ読み取らせ、ラクラク通過できます。
いままではプリペイドカード「パスネット」「バスカード」と「Suica」の3枚の残高を気にしてお金を使っていましたが、2007年3月18日からは、非接触ICカード版「PASMO」か「Suica」のどちらかがあれば、JRも私鉄もバスもシームレスに乗り継ぎができるようになるのです。JR東日本のモバイルSuicaでもバスが乗れるのかな??
電車も! バスも! パスモ。。
「PASMO」の、名前の由来は「PASSNET」の「PAS」と、「もっと」の意味を表す「MORE」の頭文字「MO」をとって名づけられました。さらに、「パスモ」の「モ」は、パスネットとバスが合体した「&」を表す助詞の役割も果たし、「電車も、バスも、あれも、これも」利用できるようになるという、拡張性を表す意味の「モ」の意味も込められています。
JR東日本の「Suica」と、どう違うの?
PASMO』のシステムは基本的に『Suica』と同じです。3月18日からは『PASMO』でも『Suica』でも、都バス、都電、都営地下鉄を始め、JR他の私鉄や首都圏の多くのバスに乗車できます。但し、『Suica』は電子マネーマークのあるものだけがバスで使えます。
関東の私鉄やバス、地下鉄に非接触ICカードで乗車できる「パスネット」に変わるサービスで、プリペイド磁気カードから非接触ICチップカードに切り替わります。これまで提供されてきたパスネット、バス共通カードで各社のバスに乗車できたが、PASMOでは使い分けることなく、1枚でどちらでも利用できるようになるのです。
しかし!気になるのはバスカードの最大のメリット!5000円で5850円分使える850円はどうなるんでしょうか?気になって・・・バスカードの買いだめとかした方がいいんでしょうかね?
ご安心ください。
PASMOでは、バス向けサービスとしてユーザーの利用に応じた還元システムを提供していく予定としていますので、利用者の期待を裏切るようなことはしないと・・・思いたいです。
バス利用特典サービス
首都圏の各バス事業者でも、「PASMO」を順次導入します。乗り降りの際、運賃機にタッチすることで運賃が自動的に差し引かれます。また、「PASMO」「Suica」でバスをご利用になると、1ヵ月ごと(毎月1日〜末日)のバスご利用額に応じてバス運賃のお支払いにご利用いただける「特典バスチケット」がたまる「バス利用特典サービス」を実施します。
(1)チャージ分からのご利用額10円ごとに10バスポイントがカード内に記録されます。
(2)1,000バスポイントごとに、カード内に「特典バスチケット」がつきます。
(3) 「特典バスチケット」は、次回「PASMO」「Suica」でバスをご利用の際に、自動的に運賃として使用されます。
バスの「ダブル特典」は新しいサービス
『バス利用特典サービス』とは、お客様が『PASMO』にチャージ(入金)された、運賃に使えるお金でバスにご乗車されるたびにポイントが蓄積され、バスチケットとして提供するサービスです」
『バス−バス乗り継ぎ割引』は、90分以内に都バスから都バスへ乗り継ぐと2乗車目の運賃が自動的に割り引きになるサービスです。
JR東日本の「Suica」と、どう違うの?
『PASMO』のシステムは基本的に『Suica』と同じです。3月18日からは『PASMO』でも『Suica』でも、都バス、都電、都営地下鉄を始め、JR他の私鉄や首都圏の多くのバスに乗車できます。但し、『Suica』は電子マネーマークのあるものだけがバスで使えます」
「PASMO」が2007年3月にサービスが開始される予定で、運営元は、これまでパスネットの発行などを行なってきたパスネット・バスICカード株式会社が行なうこととなる。
ラインナップは、大きく分けて大人用カード、子供用カードの2種類が用意され、定期券としても利用できる。大人用カードでは無記名式と記名式が用意され、記名式では氏名や住所などを登録することで、紛失時に再発行できる。子供用カードは記名式のみ用意される。
ICカードとなったことで、1枚のカードに最大2万円までチャージできる。チャージは自動券売機やバスの車載器などで行なえる。チャージしたバリューは、電子マネーとしても利用できる。また、クレジットカード決済による機能「オートチャージ」も提供されます。
さて、この「オートチャージ」機能は、すでに関西の鉄道事業者で採用されている「PiTaPa」に似た仕様で、残額があらかじめ設定した金額を下回ると、改札にタッチした際、自動的にチャージされるサービスです。
これらのサービスは、JR東日本のSuica、およびモバイルSuicaと相互利用できる。パスネット・バス連絡協議会の広報幹事を務める東京都交通局によれば「(PASMOは)基本的にSuicaと同じ。モバイルSuicaと同じ、携帯電話向けサービスの提供は検討中」としている。また、オートチャージ機能によって、クレジットカード決済も利用できる形になるが、どのカード会社が利用できるか、現在検討中とのことでしたが、結局は、この「オートチャージ」が曲者で、定期やパスモを発行する私鉄各社のハウスカードしか対応をしていないのです。
要するにJR東日本がVIEWカードのみ利用可能にして、利用者のことを考えないで失敗したように、私鉄各社ともに自社のの利益しか考えない、利用者無視に近いサービスなのです・・・が、まぁJR東日本と同じく、利用者が増えない(結局使われない)で対応クレジットカードを増やすのが目に見えていますので、「オートチャージ」の利用はしばらく待ちましょう。
このほか、JR東日本からもSuicaとPASMOの相互利用が2007年3月より開始されることが明らかにされた。これにより、Suicaでも私鉄や地下鉄、バスに乗り降りできるようになるが、私鉄の定期券としては利用できず、現行のパスネットと同様に乗車券・電子マネーとして使うことになる。
JR東日本では、相互利用の開始とあわせて、Suicaでも子供用SF(Stored Fare)カードの発行、記名式SFカード、オートチャージ、バス利用者向け還元サービスを提供することも発表。このうち、オートチャージについてはビュー・スイカカード向けに2006年中にも登場することになるという。
購入方法
Q どこで買える?
A 駅の券売機や事務室、バスの営業所などで購入可能。1000円から2万円までのラインアップがあり、無記名PASMO・記名PASMOに関わらず、購入代金にはデポジット(預かり金)500円が含まれる。ただし、後述のオートチャージ機能付きのPASMOを入手するには、事前に申込書を郵送する必要があり、届くまで約4週間かかる。すでに持っているPASMOに、あとからオートチャージ機能を追加することはできない。
Q 紛失した場合は?
A 無記名PASMO以外なら再発行可能。再発行手続きを行ない、紛失カードの利用停止が完了した時点のチャージ金額が保証される。再発行には手数料500円と新しいカードのデポジット500円が必要となる。
「スイカ」と「パスモ」乗り継ぎは苦手?割高の場合も
関東の私鉄・バス会社の共通IC(集積回路)カード乗車券「PASMO(パスモ)」が3月18日から運用開始され、同時にJR東日本のICカード「Suica(スイカ)」との相互利用が始まる。
ところが、JR線と他社路線を乗り継ぐ区間の一部(問題が生じるのは、JR線から他の私鉄や地下鉄、その後またJR線に乗り継ぎをする場合の一部区間。)では、これらカードで改札を通ると、通常の運賃よりも割高な金額が引き落とされる。JR東日本は、こうした「二重運賃」について注意を呼びかけ始めた。
例えば、JR中央線三鷹駅から総武線津田沼駅まで向かう際、途中の中野―西船橋駅間に東京メトロ東西線を経由した場合、三鷹―津田沼の運賃は、乗車券では590円となる。
ところが、三鷹駅をカードで入場し、津田沼駅で下車すると、乗り継ぎ駅で改札口を通らない限り全区間JRに乗ったとみなし、その運賃780円が下車時にカードから引き落とされる。190円高くつく。
他に、北千住―西日暮里(東京メトロ千代田線)、渋谷―武蔵小杉(東京急行電鉄東横線)、新宿―登戸(小田急電鉄小田原線)の3区間を挟んで、各区間の前後にJR線に乗る場合も、カード利用の方が割高になることがある。JRがあげた事例では、この3区間で140〜30円高くなる。
いずれの区間にも乗り継ぎ割引運賃が設定されている。ところが、カードで入退場した場合はその割引が適用されない。
JR東日本は「こうした問題は、1年以上前から認識している。私鉄各社と共同で検討してきたが、改札にカードをかざすだけで瞬時に運賃を引き落とすような現行のシステムに、こうした複雑な運賃体系のすべてを対応させるのは、時間的にも技術的にも間に合わなかった」と話す。割引を受けたい場合は、あらかじめ自動券売機で乗車券を購入するよう勧める。
■ URL
ニュースリリース(東京都交通局)
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/news/sub_n_20051221a.html
プレスリリース(JR東日本、PDF形式)
http://www.jreast.co.jp/press/2005_2/20051208.pdf
PASMOの特徴
特徴1
[改札のご利用はタッチするだけで。]
定期入れから出さずに、PASMOを改札機の読取り部にタッチするだけでご利用できます。
特徴2
[のりこしも、改札機の自動精算でスムーズに。]
チャージしてあれば、定期券ののりこし運賃も、改札機の読取り部にタッチするだけで自動的に精算できます。精算機で精算する必要はありません。
特徴3
[カードをくり返し使うから、環境にもやさしい。]
チャージしたり定期券を継続購入したりすれば、同じ1枚のカードをくり返し使えます。
特徴4
[紛失の際もご心配なく。]
万一紛失しても再発行できるので、安心です。もよりの駅やバス営業所にお申し出ください。
*無記名PASMOを紛失した場合は、再発行できません。
特徴5
[バスのご利用もタッチするだけで。]
定期入れから出さずに、PASMOをバス車内の読取り部にタッチするだけでご利用できます。
特徴6
[お財布代わりに使えて、お買い物も便利。]
PASMOマークのあるお店や自動販売機でもご利用できます。
定期券について
Q 現在利用中の鉄道定期券はどうすればいい?
A PASMO定期券は、新規に購入するほか、利用中の磁気定期券(裏が黒い定期券)をPASMO定期券に変更もできる(デポジット500円が必要)。
Q 現在2枚の鉄道定期券を利用しているが、PASMO定期券1枚ににまとめられるか?
A PASMO定期券の利用範囲は従来の磁気定期券と変わらない。したがって、今まで2枚必要だった区間の定期券をPASMO定期券1枚にまとめることはできない。ただし、本来なら磁気定期券1枚で利用できる区間を、あえてSuica定期券と磁気定期券の組み合わせで利用していた場合は、PASMO(またはSuica)1枚にまとめられる。
Q PASMOにバス定期券を組み合わせられるか?
A 1枚のPASMO定期券に、鉄道定期券とバス定期券の情報をそれぞれ1種類づつのせることができる。PASMOの券面に記載されるのは鉄道定期券の情報のみで、バス定期券の情報は別紙の控えが発行される。なお、サービス開始当初に利用できるのは都営バスのみ。他は順次対応していく予定。
便利なオートチャージ
Q チャージ方法は?
A 駅の券売機などで自分でチャージするほか、PASMOの残額が2000円以下になると、改札機で入場する際に自動的にクレジット決済で3000円がチャージされる“オートチャージ機能”を利用する方法がある。利用には、オートチャージ機能付きPASMOと、支払い用に特定のクレジットカードが必要。
Q オートチャージの仕組みは?
A オートチャージ機能付きPASMOそのものにはクレジットカード機能はない。オートチャージした金額は、PASMOに紐付けられたクレジットカードの利用代金として請求される仕組みになっている。このため、クレジットカードは自宅に保管したまま、PASMOカードだけの利用ができ、紛失時に悪用される心配が少ないという。なお、紐付けはオートチャージ機能付きPASMOの申込み時に行なわれる。
Q 対応するクレジットカードの種類は?
A (株)パスモが発行する“パスタウンカード”をはじめ、小田急電鉄や京王電鉄などの鉄道事業者が発行する計11種類のカードが対応する。買い物や、電車に乗ることでポイントを貯めたり、ポイントをマイルに交換するなど、カードにはさまざまな特典が付く。提携先やポイントの還元率などはそれぞれ違うので、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶと良いだろう。
東京メトロなど、クレジットカードの名称を「Tokyo Metoro To Me CARD」に決定
東京メトロのクレジットカードの名前が「Tokyo Metoro To Me CARD」(東京メトロトゥーミーカード)に決定!東京メトロ線の利用によりポイントがたまるサービスを実施PASMOのオートチャージサービスにも対応。
この、「Tokyo Metoro To Me CARD」の最大の特長は、PASMOでの東京メトロ線ご乗車に応じてメトロポイントがつき、貯まったメトロポイントはPASMOにチャージすることができる鉄道会社ならではのサービスにあります。
また「Tokyo Metoro To Me CARD」は、2007年3月から開始予定のPASMOオートチャージサービスや、東京メトロの定期券うりば等での定期券のご購入にもご利用いただけるクレジットカードです。
なお、ポイントの詳細をはじめ、「Tokyo Metoro To Me CARD」の他サービスにつきましても、今後随時ご紹介していく予定です。
パスモ、カード100万枚追加発注・売れ行き好調
首都圏の地下鉄・バス共通IC乗車券「パスモ」の発行・管理会社、パスモ(東京・新宿)が早くもカードの追加発注に踏み切った。サービス開始から2週間あまりで発行枚数220万枚を突破。このままではカードが足りなくなる可能性があり、事務局ではうれしい誤算に悲鳴を上げている。
3月18日に導入されたパスモは2009年度末で800万枚の発行が目標。最初の1年は500万枚で足りると想定し、発足前に400万枚を準備。秋に100万枚追加する予定だった。だが、実際にはわずか4日目で100万枚を突破。4月2日の時点で、227万枚に達した。
[パスモ]8月まで発売制限 想定超える人気で
首都圏の私鉄、バス共通ICカード乗車券「PASMO」(パスモ)を運営している「パスモ」は11日、パスモの発売を12日始発から8月までの間、定期券だけに制限すると発表した。予想以上のパスモ人気で、発行枚数が同社想定を大幅に上回り、カードの在庫が少なくなっているため。既に販売しているカードの利用に制限はない。
パスモは、3月18日のサービス開始以降、4月9日までに発行枚数が300万枚を突破。同社は最初の約1カ月の発行を200万枚と想定し400万枚を用意していたが、現在の発行ペースが続けば、すべて売り切れてしまう可能性があるという。同社は、既に300万枚の追加発注を行っているが、納入は8月以降になるという。
これまで販売したパスモは、定期券が160万枚と同社の想定をわずかに上回る程度だったが、一般のパスモが140万枚と予想を大幅に上回った。同社は「ここまで人気があるとは想定外。地方から来た人が土産代わりに購入するケースもあるようだが、人気の理由はまだよくわからない」という。
「PASMO」をご利用いただける主な交通事業者
●鉄道
京王電鉄、伊豆箱根鉄道、江ノ島電鉄、小田急電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、埼玉高速鉄道、相模鉄道、首都圏新都市鉄道、新京成電鉄、西武鉄道、多摩都市モノレール、東京急行電鉄、東京地下鉄、東京都交通局、東武鉄道、東葉高速鉄道、箱根登山鉄道、北総鉄道、ゆりかもめ、横浜高速鉄道、横浜市交通局、横浜新都市交通、関東鉄道※、千葉都市モノレール※、舞浜リゾートライン※
●バス(順次導入)
京王電鉄バスグループ、西東京バス、多摩バス
伊豆箱根バス、江ノ島電鉄、小田急バス、小田急シティバス、神奈川中央交通、川崎市交通局、川崎鶴見臨港バス、臨港グリーンバス、関東バス、京成バス、京成タウンバス、京浜急行バス、羽田京急バス、横浜京急バス、国際興業、相模鉄道、西武バス、東急バス、東京都交通局、東武バスセントラル、東武バスウエスト、箱根登山バス、小田急箱根高速バス、日立自動車交通、フジエクスプレス、平和交通、横浜市交通局 他
●「Suica」導入事業者(「PASMO」と相互利用可能)
東日本旅客鉄道(首都圏エリアのみ)、東京モノレール、東京臨海高速鉄道、埼玉新都市交通、ジェイアールバス関東
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Suica・PASMO相互利用記念Suicaカード限定10万枚
■
Suica:首都圏ICカード相互利用(SuicaとPASMOの相互利用)とは。
■
PASMO:オートチャージが使えるカード
2005-12-22 14:18:46