Windows Vistaの機能でもっともユーザーに注目されるだろう機能は新しいユーザーエフェクト「Aero Glass」の対応だろう。そのAero Glassは、Windows Vistaの上位のSKU(Stock Keeping Units)でイネーブル(有効)にされる。つまり、「Windows Vista Home Premium Edition」のような上位SKUを採用しようとしたら、Aero Glassをサポートできるシステムにしなければならない。
これは、PCの歴史の中では、大きな変化だ。「OSが初めてCPU以外のプロセッサを要求する。これは今までになかったことだ。グラフィックス業界にとっては大きな変革になるだろう」とATIのRick Bergman(リック・バーグマン)氏(Senior Vice President, PC Business Unit, ATI Technologies)は語る。Windows Vista以降は、PCベンダーは、CPUの選択以上に、GPUの選択に気を配る必要が出てくるかもしれない。