来季F1参戦を目指す「スーパーアグリ・フォーミュラワン」の鈴木亜久里代表は19日、国際自動車連盟(FIA)への再エントリー申請に必要な既存10チームの合意について、既に9チームから合意を得たことを明らかにした。 ここ数日でフェラーリ、ウィリアムズの名門両チームから合意を得て、未合意のチームは新興のミッドランドだけとなった。
このニュースでは、今年から参入するミッドランドF1が、スーパーアグリ新チーム加入により分配金減少など最も損害を被る可能性があり、合意を渋っている。しかし、ミッドランドにエンジンを供給するトヨタも合意を促しているという。 2006年F1参戦する全10チームの合意がそろえば、一度は来季エントリーリストから漏れた新チームスーパーアグリF1の再申請が成立して、後はFIAの追加エントリー承認を待つことになる。 スーパーアグリF1の鈴木代表は「(ヤマ場は)今週中だね。いいクリスマスにしたい」と話しているそうですが、佐藤琢磨のF1参戦にも影響します。また、今後のF1マシンの開発やテストのスケジュールを考えると早期にこの問題の解決を図ってほしいところです。