リンクシスがアップルが世界初の802.11gモバイルベースステーション、「AirMac Express(エアマック エクスプレス)」に対抗する「WTR54GS-JP」の発売を発表しました。
リンクシス(シスコに買収されて、今はシスコの一般向け製品開発販売している会社)は、IEEE 802.11b/gに準拠電源とプラグを内蔵した小型無線LANルータ「WTR54GS-JP」を12月22日より発売しますが、これはアップルの、「AirMac Express(エアマック エクスプレス)」と同じコンセプトの製品ですね。。。アップルは14,800円ですのでちょっと安い標準価格は12,800円で発売されます。 WTR54GS-JPは、ACアダプタと電源プラグを内蔵し、本体サイズが73×31×107mm(幅×奥行×高)、重量が約148gと筐体が小型な無線LANルータ。このため、同社では1人暮らしのユーザーや外出先での利用に適しているとしているので、コンセプトもアップルと同じですね。 残念な点は、アップルのエアマックエクスプレスなら、iThuneを無線経由で再生する機能が付加されていますが、リンクシスでは無線LANの標準機能のみが実装されています。機能的には、VPNパススルー(PPTP/IPSec)、UPnP、ポートフォワーディング機能、DMZホスト機能などを搭載。セキュリティ面では、有線部がSPIやリクエストブロックなどを、無線部が64/128bitのWEP、WPA(TKIP/AES)、WPA2などをサポートする。インターフェイスは、WAN/LANそれぞれに10BASE-T/100BASE-TX×1ポートずつ装備する。 WTR54GS-JPの販売は、九十九電機の「ツクモパソコン本店」、愛三電機の「愛三電機本社」、アロシステムの「パソコン工房」にて行なう。また、同製品のパッケージ、ユーザーガイド、ユーティリティ画面はすべて英語表記となる。 ■ リンクシス ■ Apple Store