「ハロー、ライプチヒ!」ドイツ時間9日、ドイツのライプツィヒで2006年W杯の組み合わせ抽選会が行なわれ、日本は前回優勝国のブラジル、クロアチア、オーストラリアと同じグループFとなった。 初戦の vs オーストラリア戦(カイザースラウテルン)が来年6月12日午後3時(日本時間午後10時)キックオフ。 vs クロアチア戦(ニュルンベルク)は同18日午後3時(同午後10時)、ブラジル戦(ドルトムント)は同22日午後9時(同23日午前4時)開始と決まった。
現地時間9日、ドイツのライプツィヒで2006年W杯の組み合わせ抽選会が行なわれ、日本は前回優勝国のブラジル、クロアチア、オーストラリアと同じグループFとなった。 ブラジル代表のパレイラ監督、日本との対戦は「できれば避けたかった」 日本はブラジル、クロアチア、オーストラリアと同じF組は、「ブラジルとクロアチアが絶対本命。オーストラリアと日本にチャンスがあるとは思えないな」と、このグループを分析。そんな厳しいドローに当たった日本は、6月12日にカイザースラウテルンでオーストラリアと初戦を戦い、その後18日にニュルンベルクでクロアチアと、そして22日にドルトムントで王者ブラジルと対戦する。
6月にドイツで行なわれたコンフェデレーションズカップのグループリーグ最終戦で顔を合わせた際は、2対2で引き分けた日本とブラジル。W杯でも再び最終戦でぶつかり合うこととなった。なお、コンフェデレーションズカップのときは日本が勝ち点でブラジルに並んだものの、得失点差で決勝トーナメント進出を果たせなかった。 ブラジル代表のカルロス・アウベルト・パレイラ監督は、同じブラジル人のジーコ監督が率いる日本との対戦について、「できれば避けたかったんだが、日本がライバルである以上、我々は次のラウンドへ駒を進めるには全力を尽くさなくては」と語り、容赦しない構えを見せた。 パレイラ監督はまた、オーストラリアについて「(コンフェデレーションズカップが行なわれた)ドイツではどの国もオーストラリアには手を焼いた。彼らは相手を恐れないし、欧州のクラブでプレーする選手ばかりだからね。しかも、ウルグアイを破っての本大会出場だ」と、ヒディンク監督率いるオーストラリアを警戒する。 また、日本サッカー協会の川淵三郎会長は9日、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会での日本の1次リーグの対戦相手と試合会場が決定したことを受け、大会中の前線基地となる拠点をドイツ西部の旧首都ボンに置くと発表した。 日本協会はW杯出場決定後、交通の利便性や環境面からボンを最有力候補とし、ジーコ監督も視察を終えていた。W杯では試合会場がカイザースラウテルン、ニュルンベルク、ドルトムントとなり、ライプチヒなど移動に時間を要すドイツ東部を避けることができたため、ボンで支障がなくなった。週明けにも受け入れ先のボン側と本格的な準備に入る。ボンはベートーベンの生誕地として知られる。 W杯サッカー公式球を発表=名は「チームガイスト」 サッカー・ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の公式使用ボールが9日、公式サプライヤーのアディダス社から発表された。W杯優勝トロフィーを獲得するのに最も重要なチーム精神を意味するドイツ語の「+(プラス)チームガイスト」と名付けられた。 ドイツ代表のチームカラーである白と黒を基調に、黄金の優勝トロフィーの金色をアクセントに添えたデザインで、表面の素材はプロペラ型を初採用。従来の32枚から14枚に減らして張り付け、接合部分の長さを15%以上減少するなどした。ボールさばきやキックの精度、コントロールが著しく向上するという。 “死のグループ”はCとE、日本に可能性あり? すべての人が期待していた2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の1次リーグ組み合わせ抽選会(ドロー)がついに行われた。バンド演奏やマジックショーに引き続いての抽選会となったが、いくつかの国々――特にアルゼンチンにとっては、今回のドローに魔法など存在しないと考えているだろう。日本はオーストラリアとクロアチアの両国と決勝トーナメント進出を争うとみられるが、恐らくブラジルの次に勝ち抜けを決めるだろう。
■グループA(ドイツ、コスタリカ、ポーランド、エクアドル) ヨーロッパ2カ国と中・南米2カ国がこのグループに入った。開催国ドイツは、先日のフランスとの親善試合でその力量を見せつけたコスタリカと開幕戦を戦う。ホームのアドバンテージがあるドイツは絶対的な本命で、そのほかの3チームは横一線でグループ2位の座を争うことになるだろう。地理的にもドイツに近く、サポーターの声援を受けられるポーランドがやや有利か。 ■グループB(イングランド、パラグアイ、トリニダード・トバゴ、スウェーデン) イングランド代表のスベン・ゴラン・エリクソン監督にとっては、母国との対決となったが、イングランドがグループ1位で抜け出すだろう。パラグアイは欧州2カ国と厳しい戦いが待っている。一方でW杯初出場のトリニダード・トバゴの最下位は動かないように思われる。 ■グループC(アルゼンチン、コートジボワール、セルビア・モンテネグロ、オランダ) まさに「死のグループ」!第1シードの中南米3カ国のうち、いずれかがセルビア・モンテネグロ(SCG)と当たることは初めから分かっていたが、アルゼンチンはSCGに加えて欧州の第2グループから最強国の1つのオランダと、現在アフリカで最も強いであろうコートジボワールと同組となった。アルゼンチンは2002年日韓ワールドカップに続いて、厳しいグループに入った。オランダとともに決勝トーナメント進出は堅いが、厳しい戦いを強いられることは必至だ。 ■グループD(メキシコ、イラン、アンゴラ、ポルトガル) このグループではメキシコとポルトガルが2強となるだろう。イランはきん差で3位、必然的にアンゴラは4位と思われる。ポルトガルと旧植民地のアンゴラの対戦は、「ポルトガル語圏ダービー」となった。 ■グループE(イタリア、ガーナ、アメリカ、チェコ) グループC同様、かなり厳しいグループとなった。チェコは欧州第2グループの中では最も強いチームの1つであり、アメリカも経験豊富だ。いつもスロースターターになりがちなイタリアだが、このグループでそれは許されない。本命は? イタリアとチェコか……。 ■グループF(ブラジル、クロアチア、オーストラリア、日本) 何というゲームだろう! もしあなたがドルトムントで行われるブラジル対日本戦のチケットを10枚持っていて、そのうち9枚をブラックマーケットに売ったとしたら、そのお金で航空券を買って、どこかのいいホテルで4週間を過ごし、高級レストランで食事ができるに違いない。 サッカーの観点から言えば、ブラジルはほかのどのチームと比べても別格で、1位通過を果たすのにさして苦労することはないだろう。ロナウジーニョとその仲間たちに続く2位の座は開かれている。オーストラリアにはクロアチア移民が多いため、両国の対決は一種のダービーの様相を呈するだろう。この2チームはフィジカル的に高い可能性を秘めており、それを武器に日本に挑戦することになる。もしジーコのチームがそれに対抗できれば、2番目に勝ち抜くことは可能だ。 初戦の vs オーストラリア戦(カイザースラウテルン)が来年6月12日午後3時(日本時間午後10時)キックオフ。 vs クロアチア戦(ニュルンベルク)は同18日午後3時(同午後10時)、ブラジル戦(ドルトムント)は同22日午後9時(同23日午前4時)開始と決まった。 もう1つ興味深い点は、日本はブラジルと3戦目にまみえるということだ。“アウリベルデ”(黄と緑、ブラジルのチームカラー)が最初の2試合で勝利を挙げ、決勝トーナメント進出を決めてしまえば、パレイラ監督は主力選手の何人かを温存するかもしれない。そうなれば、あとは……。 ■グループG(フランス、スイス、韓国、トーゴ) フランスはW杯欧州予選に続いて、スイスと同グループに入った。予選において両国は、パリでもベルンでも引き分けたが、シュツットガルトではどちらかが勝者となるのか? 勝った方が1位で抜け出す可能性大。アジアでは経験豊かな韓国は、確実に決勝トーナメント進出を懸けて戦うに違いない。またトーゴは02年W杯でベスト8入りを果たしたセネガルのような存在にならない限り、W杯とはどんなものかを知るにとどまるだろう。 ■グループH(スペイン、ウクライナ、チュニジア、サウジアラビア) 3カ国によって2つの席が争われる。サウジアラビウアはほかの国を脅かすには力不足に思われる。しかし04年アフリカネーションズカップ覇者のチュニジアは、スペインとウクライナを苦しめるだろう。チュニジアにはシェフチェンコのようなスター選手はいないが、ウクライナより経験がある。ここはスペインとチュニジアに賭けてみよう。 ブックメーカーが優勝ハンディ発表…日本は? 抽選会で各国の組み合わせが決まった直後、ロンドンのブックメーカーがドイツW杯の優勝ハンディを発表した。大本命はブラジルで11−4。4ポンド賭けて、予想が当たれば配当は11ポンドというもので、日本流にいえば約2・7倍。 2位はイングランド(13−2)以下は、ドイツ(7−1)▽アルゼンチン、イタリア(8−1)▽フランス(10−1)▽スペイン(12−1)▽オランダ(14−1)▽ポルトガル(18−1)▽チェコ(20−1)▽スウェーデン(28−1)などとなっている。 日本は150−1の評価。F組の対戦相手、クロアチアは50−1、オーストラリアは125−1といずれも日本より評価は高かった。ちなみに、最も評価が低かったのはトリニダード・トバゴで1000倍。 ジダン 神が愛した男 映画 Zidane-A 21st Century Portrait FIFAワールドカップ決勝:イタリアvs.フランス ジダン最後にWカップトロフィーにキスをできるか! 日本人初 上川主審がドイツxポルトガルの3位決定戦!で主審 次期サッカー日本代表監督の初戦はトリニダード・トバゴ オシム・ジャパン 次期日本代表監督候補は信頼できる人物像か! 「日本×ブラジル」ドルトムントの惨劇 ブラジル猛攻、日本崩壊・・・4失点 「日本×クロアチア」ワールドカップドイツ大会第2戦〜ニュルンベルク ワールドカップ8年前雪辱 クロアチア戦は絶対に負けない! サッカー日本代表が決勝トーナメント進出する必修条件 オーストラリア 3 : 1 日本 逆転負け!でも気持ちは負けるな! オーストラリアvs.日本戦 スタメン発表! 高原と柳沢の2トップ “不敗神話”ロンメル君(日本サッカー協会広報犬)がドイツに到着 FIFAワールドカップ直前 親善試合 ドイツvs.日本 サッカー日本代表スーツ「ダンヒル」ビジネスマンにも人気 FIFAワールドカップ開催直前ドイツのホテル百万泊分のキャンセル 売れない!破産の危機!ワールドカップドイツ大会マスコット「ゴレオ」 パブリック・ビューイング開催が決定 FIFAワールドカップドイツ大会 サッカー日本代表メンバー サムライ・ブルー23人を発表 ワールドカップサッカー日本代表を応援する!グッズ続々登場! 「チームガイスト ルシアーダ」2006年FIFAワールドカップドイツ大会試合球 サッカー06年W杯ドイツ大会 日本の相手3チームが決定。 サッカー日本代表 新ユニフォーム発表!!