貢献はアインシュタインよりニュートン 英王立協会投票 物理学の巨人2人、ニュートンとアインシュタインのどちらが、科学や人類により貢献したか……そんな投票が英王立協会で行われた。世界物理年の記念行事で、約200年間・英仏海峡を挟む「時空を超えた対決」は、ニュートンに軍配が上がった。 同協会の科学者345人と一般人1363人が投票し、同協会が11月末、結果を公表した。
「科学への貢献」を問う投票では、科学者の86.2%がニュートンに、残りがアインシュタインに投票した。一般人は61.8%がニュートンに、残りがアインシュタインに投票した。 「人類への貢献」では、科学者の60.9%がニュートンに、残りがアインシュタインに投票したが、一般人のニュートンへの投票は50.1%で、ほぼ互角だった。 同協会理事長のメイ卿は「ニュートンとアインシュタインを比べることはリンゴとオレンジを比べるようなものだという人が多いかもしれないが、大切なのは、2人の偉大な業績に皆が感謝しており、影響もきわめて大きいこと」とのコメントを発表した。 英国のニュートンは万有引力や微積分法の発見などで知られ、近代科学の祖ともされる。1687年、物理学の古典的名著「プリンキピア」を出版した。 世界物理年は、ドイツ出身のアインシュタインが、特殊相対性理論など革命的な論文を相次いで発表した「奇跡の年(1905年)」から100周年を記念し、国連などが定めた。 天才は手紙魔・・・という事は現代っ子はメール魔だから天才か? 100年前のアインシュタイン理論の観察に成功 ニュートンとアインシュタイン約200年「時空を超えた対決」 サッカーワールドカップ開催直前ドイツのホテル百万泊分のキャンセル