多くの観光地を抱える長野県の文化や歴史に理解を深めてもらおうと、民間の信州観光文化検定協会(事務局・長野県佐久市)が12月1日から、インターネットを使った信州文化検定試験の参加者募集を始める。 協会によると、数ある“ご当地検定”の中でも、ネット受験できるのは珍しいという。
試験日は来年2月26日。協会代表で放送作家の加瀬清志さん(52)は「自宅で受験できるので、全国から応募してほしい」と話している。 試験は長野県にちなむ歴史や名産のほか、温泉、山、祭り、方言など幅広い分野から計100問が出題されるという。試験時間は70分で、ネット画面から四者択一式で回答する仕組み。 検定は1級から4級まであり、「高度な知識レベル」が求められる2級は8割の正解が必要で、合格率は2―3割を予想。合格者には認定証が贈られる。1級は、2級の合格者のみ受験でき、来年6月に試験を実施する。 ■ 信州検定公式ホームページ