「どろろ」は漫画家の故手塚治虫さんの最高傑作ともいわれる漫画、俳優の妻夫木聡(24)、女優の柴咲コウ(24)主演で実写映画化されることが16日、分かった。タイトルは「どろろ DORORO」で、目、耳、手など48の部位を魔物から取り返すために戦う青年と、男装をした女こそ泥の旅を描く。20億円を超える製作費を投じ、来年1月からニュージーランドなどで撮影。07年に東宝系で公開予定。
どろろ続編60億円で連続製作へ…妻夫木&柴咲コンビも続投 故手塚治虫さんの名作を妻夫木聡(26)と柴咲コウ(25)のコンビで実写化した映画「どろろ」(塩田明彦監督)の続編2作が連続で作られることが21日、分かった。総製作費は第1作の20億円を上回り、第2、3作を合わせて計60億円と破格のスケールになる。 平野隆プロデューサーによると、続編は2、3作を連続で撮影する予定で、妻夫木、柴咲を始め、スタッフ、キャストは続投する方向で調整しているという。第1作ではニュージーランドロケを敢行したが、「海の冒険活劇」(平野氏)という第2作も海外で撮影する予定。南太平洋などが候補に挙がっている。 第2作ではどろろ(柴咲)の秘密が明らかにされ、より娯楽色を強く押し出し、第3作は失った自分の肉体の部位を取り戻そうとする百鬼丸(妻夫木)の決断をシリアスに描くという。 撮影時期は未定だが、第2作は2009年公開を目指し作業中。1月27日に封切られた「どろろ」は公開4週目で動員200万人、興収25億円を超す大ヒットになっており、平野氏は「日本でもエンターテインメントが成立するということを証明できたと思う」と続編製作に自信をのぞかせた。
◆アニメ化多数も少ない“試み” 「ジャングル大帝」など多くがアニメ化されている手塚作品だが、実写化は意外と少ない。77年に「ブラック・ジャック」の中のひとつのエピソード「瞳の中の訪問者」(大林宣彦監督)が宍戸錠主演で実写映画化されたほか、78年には「火の鳥 黎明編」(市川崑監督)がアニメと実写の合成で映画化。 「ブラック―」は加山雄三らの主演で何度かドラマ化されている。また、99年には「鉄腕アトム」のハリウッドでの実写映画化が発表された。
「ジャングル大帝」など多くがアニメ化されている手塚作品だが、実写化は意外と少ない。77年に「ブラック・ジャック」の中のひとつのエピソード「瞳の中の訪問者」(大林宣彦監督)が宍戸錠主演で実写映画化されたほか、78年には「火の鳥 黎明編」(市川崑監督)がアニメと実写の合成で映画化。 「ブラック―」は加山雄三らの主演で何度かドラマ化されている。また、99年には「鉄腕アトム」のハリウッドでの実写映画化が発表された。
ミスチルが「どろろ」の主題歌…「フェイク」を『リアル』に音にした ロックバンド、Mr.Childrenが、妻夫木聡(26)と柴咲コウ(25)のW主演映画「どろろ」(来年1月27日公開、写真)の主題歌を手掛けることになった。 映画の世界観の猥雑と混沌を表現したポップナンバー「フェイク」(1月24日発売)で、ボーカルの桜井和寿(36)が手塚治虫の原作漫画にインスパイアされて書き上げた。 桜井は「主人公は『本物』を探す旅をしていますが、『本物』ってなんなのか? そんな疑問を、たくさんの嘘と矛盾を抱えた一人として『リアル』に音にしたかった」と説明する。 また、新曲「しるし」が27日付シングルチャートで初登場1位を記録。25作連続の首位獲得で、ミスチルは松田聖子(44)を抜いて歴代単独2位に。1位は38作連続のB,z。
ロックバンド、Mr.Childrenが、妻夫木聡(26)と柴咲コウ(25)のW主演映画「どろろ」(来年1月27日公開、写真)の主題歌を手掛けることになった。 映画の世界観の猥雑と混沌を表現したポップナンバー「フェイク」(1月24日発売)で、ボーカルの桜井和寿(36)が手塚治虫の原作漫画にインスパイアされて書き上げた。 桜井は「主人公は『本物』を探す旅をしていますが、『本物』ってなんなのか? そんな疑問を、たくさんの嘘と矛盾を抱えた一人として『リアル』に音にしたかった」と説明する。 また、新曲「しるし」が27日付シングルチャートで初登場1位を記録。25作連続の首位獲得で、ミスチルは松田聖子(44)を抜いて歴代単独2位に。1位は38作連続のB,z。
妻夫木&柴咲が初ツーショット 映画「どろろ」(監督塩田明彦、来年1月27日公開)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、主演の妻夫木聡(25)らが舞台あいさつした。 04年放送のTBSドラマ「オレンジデイズ」で共演して以来、たびたびデート現場などが報じられている共演の柴咲コウ(25)も出席。熱愛報道以降、公の場にそろって登場するのは初めて。 妻夫木は「コウちゃんはすごく集中力がある人で、台本を読んで想像した以上の作品ができた」とコンビネーションの良さを強調。柴咲も「ニュージーランドでの長期ロケで不安だったけど、集中して撮影できてよかった」と話した。 話題の超大作『どろろ』の完成披露試写会が、東京国際フォーラム ホールにて行われ、主演の妻夫木聡、柴咲コウ、共演した瑛太、土屋アンナ、塩田明彦監督、アクションを監修したチン・シウトンが登壇した。 ストーリー同様、プライベートでも親密だとうわさされる妻夫木と柴咲がそろって登壇とあって、その発言に注目が集まったが、この日は、映画の舞台あいさつということで、交際についてはノーコメント。舞台上での2人は、微妙な距離を保ちながら、完成したての主演作を語っていた。 妻夫木は「脚本がすごく面白かったので、撮影前からワクワクしていた。それが今では懐かしい」と完成までに約1年を要した大作についてコメント。ドラマ「オレンジデイズ」以来の共演となった柴咲については、「コウちゃんは、本当に集中力がある人。脚本の段階で、僕の中で膨らんでいた“どろろ”のイメージを越えるものを現場で見せてくれた」と振り返った。 一方、ニュージーランドでの長期ロケについて「最初は、正直、大丈夫かなと思っていたけど、逆に(海外に)行きっぱなしで、映画に集中できた」と柴咲。司会者から「いつもとは違うイメージの役柄ですね」と聞かれると、「一体、どういったイメージを抱かれているのか、あまりよく把握してないんですけど……まぁ、そんないい印象ではないでしょうけど(苦笑)」といつものマイペースを崩さず、ひょうひょうと質問に答えていた。 映像化不可能といわれた手塚治虫の傑作まんがを原作にした同作は、妻夫木演じる“百鬼丸”が、奪われた自分の肉体を取り戻す旅に出るというVFX時代劇。柴咲演じる盗人“どろろ”がその旅に同行し、相棒としてきずなを深めてゆく物語だ。 『どろろ』は、2007年1月27日より全国ロードショー 『どろろ』オフィシャルサイトhttp://www.dororo.jp/ ドイツなど20カ国以上での公開も決まった。