F1の往年の名ドライバーを集めた第1回グランプリ・マスターズレースに優勝し、カップを掲げる1992年の総合王者、ナイジェル・マンセル(中央)(13日、南アフリカ・ヨハネスブルク)
F1で1992年にワールドチャンピオンに輝いたナイジェル・マンセル(52歳:イギリス)は、南アフリカのキャラミ・サーキットで現地時間(以下、現地時間)13日に行なわれた『GPマスターズ』開幕戦をポール・トゥ・ウィンで制した。 元F1チャンピオン、往年のF1ドライバーが名を連ねる新シリーズ『GPマスターズ』は、かつてはF1も開催された南アフリカ・ヨハネスブルク近郊のキャラミ・サーキットで11日に開幕し、初日は2回のフリー走行、2日目は午前にフリー走行、午後は決勝グリッドを決める公式予選、そして決勝日は午前中にウォームアップ、午後に30周の決勝レースが行なわれた。 レースは前日の公式予選でポールポジションを獲得したN.マンセル(Team Altech)とフロントロー2番手からスタートした2度のF1ワールドチャンピオン、エマーソン・フィッティパルディ(Team LG )が僅差の戦いを繰り広げ、N.マンセルがE.フィッティパルディを0.408秒抑え優勝。『GPマスターズ』開幕戦をポール・トゥ・ウィンで制した。3位にはF1のウィリアムズ・ルノー時代にN.マンセルのチームメイトを務めたリカルド・パトレーゼ(Team Goldpfeil)が入った。
決勝結果 1.N.マンセル 50:55.154 2.E.フィッティパルディ +0.408 3.R.パトレーゼ +20.662 4.A.デ・チェザリス +21.700 5.D.ワーウィック +21.853 6.H-J.ストゥック +23.201 7.C.ダナー +24.118 8.E.チーバー +32.205 9.J.ラマース +32.778 10.E.サラザール +43.419 11.P.タンベイ +1'11.584 12.R.アルヌー +1'12.736 13.J.ラフィー DNF 14.S.ヨハンソン DNF