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November 14, 2005 space
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「愛と死をみつめて」草なぎ剛 広末涼子のコンビで復活

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愛と死をみつめて -草なぎ剛(31)広末涼子(25)のコンビが、「世界の中心で、愛をさけぶ」など最近の純愛ブームの原点ともいえる名作に挑む。60年代に一大ブームを巻き起こした実在の恋人同士の書簡集「愛と死をみつめて」が、テレビ朝日でドラマ化されることが9日、発表された。不治の病に侵された女性を支え続けた男性の純愛物語。ベストセラーの原作を、浜田光夫(62)吉永小百合(60)共演で日活が映画化して大ヒットした。
 

 
 

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 不朽の名作が、草なぎと広末のコンビで、42年ぶりにリメークされる。今月中に開始される収録を前に草なぎは「ただひたすら、まっすぐにこの役を演じたいと思いました」と実話の悲恋にのめり込んでいる。役づくりのため書簡集を読んだ広末も「生きる素晴らしさ、愛する強さをあらためて教えられました」と胸を打たれている。
 
 

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4479011773.09._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg 「愛と死をみつめて」は、不治の病に侵された高校生のみち子(ミコ)のひたむきな姿にひかれた大学生のまこと(マコ)の悲恋を描く。
 
 63年に、実在の男女の書簡集として出版され、翌64年に140万部のベストセラーになった。同年、TBSでドラマ化され、日活が吉永、浜田のコンビで映画化。観客動員300万人の大ヒットを記録した。青山和子が歌った主題歌も日本レコード大賞を受賞するなど、ミコとマコの純愛ブームが巻き起こった。
 
 
 
 

 
 
 最近も「世界の中心で、愛をさけぶ」「いま、会いにゆきます」など、命のはかなさと男女の純愛を描いた作品が高い人気を集めている。「愛と−」はその原点といえる作品だ。原作者の強い意向でその後の映像化はかなわなかったが、制作関係者の熱意が実って許諾を得た。
 
 
4479011773.09._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_2.jpgドラマスペシャル「愛と死をみつめて」
 テレビ朝日の中込卓也プロデューサーは「記憶に残る名作です。ドラマ化にあたり、21世紀のマコとミコのキャスティングを意識しました。生きること、愛することの素晴らしさを余すことなく表現していただけると確信した」と、草なぎと広末の起用理由を説明した。また過去の映画では描かれなかった、ミコを失った後のマコの姿も、原作者の河野実さんに再取材して描く。演出は映画で活躍する犬童一心監督。脚本は鎌田敏夫氏が手掛ける。
 
 

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