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November 22, 2005 space
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「αSweet DIGITAL」コニカミノルタ 全レンズで手ブレ補正

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「α-7 DIGITAL」は、ボディー本体の価格が10万円を切りながら手ぶれ補正を搭載した点が魅力的。フィードバックも生かされている。誰もが失敗写真を減らせる小型デジタル一眼レフとして、メーカー渾身の1台に仕上がっているといえるだろう。
 

sweetdiogital01.jpg

 

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konica_alpha7_3.gif■カメラ本体に手ぶれ補正機構

 昨年末より本体価格が10万円を切るデジタル一眼レフが次々と発売されている。キヤノン「EOS Kiss DIGITAL(以下、Kiss N)」、ニコン「D70s」「D50」、ペンタックス「*ist DS」「*ist DL」、オリンパス「E-300」など枚挙に暇がない。まさに群雄割拠の時代に突入したといえそうだ。

 コニカミノルタのデジタル一眼レフは、カメラ本体に手ぶれ補正機能を搭載しているのが、他メーカーにはない最大の魅力だ。カメラを持つ手や体の微妙な揺れを打ち消し、失敗写真の原因となる手ぶれを抑える。室内・薄暗い夕方などシャッター速度が遅くなってしまう場合や遠くの被写体を狙う望遠撮影で、ぶれの少ない写真を撮ることができる。

 キヤノンやニコンなどでは手ぶれ補正機能付きの高価なレンズが必要だが、コニカミノルタなら、補正機能のない普通のレンズでも同様の効果を得られる。安価な標準ズームレンズでも手ぶれを減らせるしくみを使えるのが嬉しい。

 基本的には全ての交換レンズで補正効果を得られるが、メーカーによると「AFマクロズーム3x-1x」やマクロ切り替えスイッチ搭載レンズでマクロ域に設定した場合など、ごく一部のレンズに限って十分な補正効果を得られないという。
 
 
■ブランドロゴなどスミ入れ・ダイヤルは固め

 「αSweet DIGITAL」の開発陣がこだわったのが、ブランドロゴと商品ロゴの「スミ入れ」だ。モデル名「αSweet DIGITAL」とペンタ部の「KOINICA MINOLTA」のロゴが、部材に掘り込まれた上で白インクでスミ入れされている。

 「α-7 DIGITAL」では、内蔵フラッシュを上げると「KOINICA MINOLTA」ロゴが一緒に上がってしまいあまり格好がよくなかったが、「αSweet DIGITAL」はフラッシュを上げてもロゴが正面からみえる位置にとどまるデザインだ。
 
 
■液晶モニターは2.5型

 液晶モニターのサイズはデジタル一眼レフでは最大級となる2.5型。「α-7 DIGITAL」とサイズは変わらないものの、画素数は約11.5万画素と少なくなった。約20.7万画素の高精細タイプを採用した「α-7 DIGITAL」の方が写真をきめ細かく確認できる。
 
 
■起動時間は約1秒に短縮

 「α-7 DIGITAL」は、手ぶれ補正機構が安定するまでに若干の時間が必要なため起動に約2秒かかっていたが、「αSweet DIGITAL」の起動時間は約1秒と半分に縮まった。しかし、他社のデジタル一眼レフとくらべ起動が遅く、一瞬待たされる感じがすることは否めない。

 キヤノン「Kiss N」やニコン「D70s」「D50」は約0.2秒、ペンタックス「*ist DL」は約0.8秒となっている。オリンパス「E-300」は、電源を入れた時に「ダストリダクション(ほこり除去)システム」が動作するため約1.5秒かかる。
 
 
■ボディーの重さは「α-7 DIGITAL」の2割減

 ボディーの重さは約590グラムで、約760グラムだった「α-7 DIGITAL」より約22%軽くした。ボディーの外装材が変わったことと、「α-7 DIGITAL」ではペンタプリズムだったファインダーを、「αSweet DIGITAL」では中空のペンタミラーに変えたことが軽量化に貢献している。
 
 
■電池寿命

 電源には「α-7 DIGITAL」と共通のリチウムイオン電池「NP-400」を使う。CIPA(カメラ映像機器工業会)規格の電池寿命は約550枚で、約400枚だった「α-7 DIGITAL」より増えている。
 
 
■WBブラケットや色補正が可能に・カスタムWBの登録は1つのみ

 色温度を自動的にずらした写真を3枚撮るホワイトバランス(WB)ブラケット撮影が新たに搭載された。さらにWBを色温度で指定した上で、写真用のCC(Color Compensating)フィルターを使う感覚で色補正することもできるようになった。
 
 
■カメラ設定のモードダイヤル呼び出しはできず

 「α-7 DIGITAL」では、露出モードや撮像感度、画質などよく使うカメラ設定を3通りまで登録しておき、モードダイヤルを回すだけで設定を呼び出すことが可能だった。「αSweet DIGITAL」ではこれがなくなっている。

 「αSweet DIGITAL」のモードダイヤルではその代わりに、ポートレート、スポーツ、風景、夕景、夜景ポートレート・夜景といったシーンを選び、その場に合った写真を手軽に撮れるようになっているからだ。
 
 
■ソニーがαマウントでデジタル一眼レフを開発へ

 「αSweet DIGITAL」を発表した翌週7月19日、コニカミノルタのユーザにとって大きなニュースが発表された。ソニーがコニカミノルタのカメラ規格に準拠したデジタル一眼レフを開発することを表明、第1弾の製品を来年夏までに発売することを明らかにしたのだ。

 コニカミノルタのカメラ規格「αマウントシステム」の交換レンズは、旧ミノルタが古くからフィルム一眼レフを販売していたため、カメラ愛好家に広く普及している。しかし再参入が遅れた影響で、デジタル一眼レフの品揃えではキヤノンやニコンに大きく水を開けられている。ソニーのαマウント進出でユーザーの選択肢が広がることが期待でき、市場ではおおむね好意的に受けとめられているようだ。
 
 
img10381891237.jpg

■ αSweet DIGITAL | コニカミノルタの価格比較検討はこちら!

 

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