話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index Web2.0/Ajax >> space
space space
space
space
space
space
November 7, 2005 space
   space
space

マイクロソフトがWeb2.0に「Microsoft Live」で新規参入

space

NetscapeがWeb 1.0の旗手だったとすれば、GoogleがWeb 2.0の旗手と呼ばれることになるだろう。その戦いの仲で生き残るのは、今回もMicrosoftになるのだろうか?Microsoftはインターネット上の新サービス「Windows Live」と「Microsoft Office Live」と呼ぶ新たなインターネット戦略を発表した。
 
 
 このサービスは、RSSなど新技術に対応したmいわゆるWeb 2.0的価値観に則ったサービスで、いち早くAjaxと呼ばれる形でGoogleが先行していたが、Microsoftもこの分野に本格的に進出することが明確になった。
 
 

space

 
 「Live.com」 Web上のお気に入りのコンテンツを集約できる
 
 
 Windows Liveはパーソナルインターネットサービスの集合体であり、安全にWeb上の情報を利用できるようにすることをコンセプトとしている。インターネット上のサービスとして、Windows以外のプラットフォームでも動作することを強調している。
 
 
 そのWindows Liveの代表格は、今日ベータ版が発表された「Live.com」だ。これはRSSとAJAX技術をフルに活用。例えば、ユーザーが指定したニュースや天気、検索結果など、さまざまな情報源からお気に入りのコンテンツを取得し、自分用のページに集約して好みのレイアウトで表示できる。
 
 
 これにあわせて、Live.comで使用できるモジュール「Microsoft Gadgets」のサイトもリニューアルされ、開発者たちに新たなモジュール開発を呼びかけている。Gadgetsを利用すれば、MSNなどを通じて提供されるコンテンツだけでなく、FlickrなどMicrosoft以外のコンテンツも自由に利用できるようになる。
 
 
 Live.comは、英語版とともに日本語版もベータ版として公開されている。外見上はMicrosoftが実験的なサービスとして公開している次世代ポータル「Start.com」と瓜二つであり、Start.comのチームが開発に携わっているとされる。
 
 ※Start.comがInternet Explorer(IE)以外のブラウザでも利用できるのに対して、 Live.comは現時点でFirefoxやOperaなどIE以外のブラウザでは利用できない。
 
 
 メールやメッセンジャー、IP電話もWindows Live上で対応
 
 そのほかのWindows Liveのサービスとしては「Windows Live Mail」がある。MSN Hotmailの新バージョンであり、現在「Hotmail BETA」としてテストされているものだ。Web上でOutlookを使っているな感覚でAJAX技術を使ってメールを操作できるようになる。
 
 
 そのほかにもインスタントメッセンジャーにファイル交換やIP電話の機能を兼ね備えた「Windows Live Messenger」や、Web上からウイルススキャンが可能な「Windows Live Safety Center」、会員制のセキュリティサービス「Windows OneCare Live」、お気に入りの内容をインターネットに保存しておく「Windows Live Favorites」などがある。こうしたWindows Liveで提供されるサービスの進捗状況については、Webサイト「Windows Live Ideas」で日本語でも情報を提供する。
 
 
 Windows Liveは当面の間ユーザーに無料で提供され、広告によって運営される。しかし将来的には会員制またはトランザクション課金を並行して提供する可能性についても言及した。MSN.comとの関係については、今後もMSN.comを提供していき、MSN.comのコンテンツを求める人々と、より柔軟に自分のページをカスタマイズしたい人向けにLive.comを提供するという棲み分けが行なわれることになる。
 
 
 「Microsoft Office Live」企業向けのホスティングサービス
 
 Microsoft Office Liveは、企業向けのインターネットホスティングサービスだ。独立して利用することもできるが、Microsoft Office製品と統合して利用することが可能となっている。
 
 
 まず、「Office Live Basics」はドメイン名取得、30MBのWebサイト、メールアカウント、WYSIWIG方式のWebデザイン製品、アクセス解析サービスを広告ベースで無料で提供する。「Microsoft Office Live Essentials」は有料の会員制サービスで、Basicのサービスにに加えてOffice製品とも連動させることができる。さらに上位サービスの「Microsoft Office Live Collaboration」では顧客管理、プロジェクト管理、ドキュメント管理などより高度な企業向けサービスが提供される。
 
 
 これらのOffice Liveサービスは2006年初頭に米国のみで招待制ベータテストが行なわれる予定だ。
 
 
 Windows LiveやOffice Liveでは、Microsoftの戦略上、広告がますます重要な位置を占めてくる。そのために同社では、テスト中の広告ネットワーク「MSN adCenter」をさらに強化していくことも強調している。また、将来的にはこの広告ネットワークをパートナー企業にも提供し、IPテレビや携帯電話など新しいメディア、新しいオーディエンスに対して提供するシナリオも視野に入れていることも言及している。
 
 
http://www.live.com/
 

space
HOMENews BlogsWeb2.0/Ajax | November 7, 2005 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> ブラックハーブエキス 奇跡の薬草エキス“日本初上陸” >> 

汚染された現代環境から人々を守る奇跡の薬草エキス“日本初上陸”   体内の老廃物をスムーズに排出してくれる天然100%のハーブエキスです。入浴剤のかわりに20cc〜30cc入れ...»この話題を見る…


  Previous << イモビライザー(電子式移動ロック装置)とは? << 

イモビライザー(電子式移動ロック装置)は、自動車盗の防止策として最も有効な装置とされる最期の切り札と呼ばれていました。      最近では、YAMAHAのスポーツバイク「YZF... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP