トヨタ自動車は、東京モーターショーに出展する車両を発表した。燃料電池ハイブリッド車や未来の乗り物などを多数展示する。
未来の乗り物として出展する1人乗りの「i−swing(アイスイング)」は愛知万博のトヨタグループ館で人気だった「i−unit(アイユニット)」の改良版。四輪走行だったアイユニットを二輪と三輪走行を選べるようにして、立ったままの姿勢で手元のボタン操作で運転できる「乗るより着るに近い感覚の乗り物」(トヨタ)にした。 また、新たに試作した燃料電池ハイブリッド車「Fine−X」は、走行可能距離を伸ばすために、自主開発した700気圧の水素を貯蔵できる高圧タンクを初めて車両に搭載した。タイヤを77度の角度まで切ることができ、狭い小路でもUターンが可能。ドアを開けると運転席が自動的に降車位置まで動く機能ついているという。