環境に優しい上に、便利な《カートカン》・・簡単にいうと『紙の缶』コーヒーがあった!!見た目にはスチール缶とあまり大差ないように見えるが・・?
カートカンとはカートン紙製の缶容器のことで、ドイツ&フィンランドで開発され、日本では凸版印刷(株)が製品化した。主原料が針葉樹の間伐材や木くず、使用後は牛乳パックのように畳んで回収・再利用できるなど、「環境」を意識した容器。 形がスチール缶と同じなので普通の自販機でも売れる。1996年からあるそうだが・・あまり周りで見たことがない・・。どうやら屋内の自販機で売られているらしい。 前は195ccが主流だったらしいが、『多すぎる』との声もあり、現在は125ccが主流らしい。炭酸飲料は圧力があがるので無理らしいが、健康飲料や、お茶・コーヒーには問題なく使われている。
また、《カートカン》は電子レンジでチン♪できちゃう!!常温での6ヶ月保存のため、普通の紙容器にはアルミをはる為、電子レンジに入れると破裂する。《カートカン》はセラミック蒸着フィルムを使っているので大丈夫なのだ!! 2005年度の生産量は1億8000万本(予測)。毎年増えてはいるが、100億缶を超えるスチール缶やアルミ缶にはまだまだ届かない。 最近、鉄鋼が不足気味だとも言われていることだし、こういう『紙』で出来た製品を普及させるのも・・・いいのかもしれない。 2003年12月、カートカンは間伐推進の普及啓発、間伐材の利用促進と消費者の製品選択等に資することを目的とした「間伐材マーク」を取得した。これに伴い、すべてのカートカン商品パッケージに「間伐材マーク」を導入し、間伐材認知向上に努めている。