日立が指静脈認証をノートPCに搭載してCEATECに出品していました。 従来の製品に比べ1/20と小型化したが、今後は、1/4〜1/5とさらに小型化して、2008年以降に携帯電話機への搭載を目指す。
今回開発した指静脈認証デバイスは,光源となる発光ダイオード(LED)を指の下に配置することで大幅な小型化を実現した。従来品では指の上や横に光源を配置していたために,ある程度の高さが必要だった。 この開発には技術的なジャンプがあったと言う事で、ノート・パソコンのフラッシュ・メモリやマイクロプロセサを利用することで,認証デバイス側の部品点数を削減したことがブレークスルーとなったようです。 外形寸法は39mm×34mm×15mm。指を乗せる開口部は従来品の半分に当たる25mm×17mmである。認証精度などの基礎データは現在取得中という。 2008年にはケータイへ
日立製作所は,今回開発した指静脈認証デバイスを2005年度中にも同社のビジネス向けノート・パソコンに搭載する考えだ。「他社と差異化するコア・コンピタンスとする」(禰寝氏)ために,認証デバイスを外販する予定はないという。今後は,1/4〜1/5とさらに小型化して,2008年以降に携帯電話機への搭載を目指す。そのためには,撮像素子やレンズ部分の小型・薄型化とともに,最短接写距離を縮める必要があるという。 ■ 日立Priusの価格比較・検討はこちら!